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モナコ(現在の気象状況) |
☆伝統のF1市街地コースを歩こう。 F1は国際自動車連盟(FIA)が主催する自動車レースの最高峰。 正式名称は、FIA Formula One World Championship。 そのF1レースの中でも唯一の100%市街地コースなのがモナコ 。 1929年(昭和4年)から第2次世界大戦での中断を除いて毎年開催されて きた、伝統のF1レース。 1周3340m、コースの幅が狭く、難易度の高いコースとして有名。 ・・・で、タイトルの最後にある(徒歩)は? 今回はモナコの市街地コースを歩いて、気分だけ味わおうという趣向。 観戦チケットが取れるはずもなく、最初から取るつもりもなかったし。 気分だけね ( ̄▽ ̄;) 大きな地図で見る おはようございます。 Nice Ville駅に来ております。 えー、ただいまの時刻は7:50。 昨夜は遅くまでウロウロしていたからまだ眠い。 これからフランス国鉄に乗ってモナコに向かう。 乗車する列車はTER(テー・ウー・エル)。 日本語で言えばローカル列車。 2階建ての電車で4両編成。 コート・ダジュールを眺めながら列車は進む。 朝から優雅な気分。 気分だけは。 だって、リゾートを満喫していないし・・・。 ニースから30分、Monaco-Monte Carlo駅に到着。 モナコ国内にある唯一の駅。 狭い土地を有効活用するため、約10年前に地下化されている。 そのときから市街地に面していた駅は山の中に移ってしまった。 モナコ国内の鉄道は全長1.7km、運営しているのはフランス国鉄。 隣に停まっている列車は、MONTE CARLO号。 ローマ発ニース行き(一部車両はベネツィア発)の国際夜行列車だ。 列車を降りてから地上出口に出るまでとても長い。 地下通路をずっと歩かなくてはならない(約300m)。 これはもともと駅のあった場所に地上出口を作ったため。 地上出口に出た。 ここがモナコだっ! お金持ちの国だっ! あれ・・・(゜_゜?) なんの変哲も無い場所だった。 もっとゴージャスな感じを期待していたのに。 まず目指すはF1のスタート地点。 実はF1モナコグランプリが開催されたのは数日前。 「なにかF1の片鱗でも残っていればいいなー」 くらいの軽い気持ちで歩いていた。 ショーウインドーにF1グッズが飾られている、こんな感じのを。 商店街から路地を抜け、F1で使われる道路に出た。 んんんっ!? 道路がフェンスで囲まれている。 ま、まさか!? こ、この路面に残るラインはっ!? F1マシンのスタートライン!! 公道レースだから、F1が終わればすぐ原状に戻されると思っていた。 それがまだ片付けてなかったなんて! うれしい誤算。 こんなアングル、テレビでしか見られないよ! これってチェッカーフラッグを振る台でしょ! それでは「ちーむnekomask」、レーススタート! ↓BGMはもちろんコレ! F1コースを一般の自動車が走り抜ける。 運転手はみんな、F1ドライバーになったつもりなんだろう。 右側ではフェンス撤去中。 ここは第1コーナー、サンデボーテ。 モナコのコースには各コーナーに名前がある。 このコーナーはクラッシュの多い場所。 ボーリバージュ。 上り坂のストレート。 ボーリバージュからサンデボーテを望む。 サンデボーテを制し、トップでボーリバージュを駆け上がってきたのは・・・、 今年のレースはなんとなんと、路線バスだぁっ!! ボーリバージュからは美しいモナコ港が見渡せる。 数日前にはF1マシンがここを走ってるんだよなあ。 目線をちょっと上にあげれば、すぐそこに岩山。 しかもフランス領だ。 モナコの国の狭さがよくわかる。 グラン・カジノが見えてきた。 入ってみたいけど、今日の格好じゃムリ。 ドレスコードにかすりもしない。 カジノ・コーナーの先に観戦スタンドが見えた。 グラン・カジノが目の前の、セレブ?な観戦席。 あの席のチケットはいくらするのだろう? おっ、入口が開いているぞ。 しかも誰もいない。 ということで、スタンドに登ってみた。 目の前はグラン・カジノ。 この席でF1を観戦することは一生ないな。 スタンドから右側、ミラボーコーナーへのストレートを望む。 カジノ・コーナーを抜けたマシンは、ここでアクセルを目一杯踏み込むのだろう。 レースは後半戦へ! 今年のモナコを制するのは誰だ!? HOME ニースに戻る レース後半戦へ モナコ その他 |
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