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☆ここは日本最短の鉄道でもあった。 日本最北端の鉄道と言えば、旭川〜稚内のJR宗谷本線。 その終点、稚内駅が日本最北端の駅である。 だがつい最近まで、そのさらに北にも鉄道があった。 それが稚内の市街地と稚内公園を結んでいた稚内ロープウェイである。 だが赤字のため2006年(平成18年)3月31日をもって廃止されてしまった。 大きな地図で見る なぜロープウェイが鉄道に含まれるのか? それは「鉄道事業法」や「軌道法」に基づいて敷設されているから。 法律上ではロープウェイ・ケーブルカー・モノレール・トロリーバスも鉄道なのだ。 ということで、稚内公園ロープウェイは立派な鉄道。 その路線は高低差71m、距離はたったの130mで日本最短。 それから日本のロープウェイは運賃が高いというイメージがあった。 しかしここは稚内市が運営していたため、運賃は往復240円と安かった。 それではJR稚内駅から歩いて稚内公園ロープウェイに行こう。 ここは稚内駅近くからノシャップ岬へ行く道道254号線。 その道道に面して建つ北門神社の鳥居。 ここから神社の境内へ入っていく。 実は稚内公園ロープウェイの始発駅は、神社の境内にあるのだ。 神社の境内にある山麓駅。 JR稚内駅みたいに記念碑はないけど、 ここが本物の日本最北端の駅。 稚内公園ロープウェイでは2台のゴンドラが使われていた。 ゴンドラには「タロ」と「ジロ」と名前が付けられていた。 映画「南極物語」で有名になった樺太犬のタロとジロから来ている。 そして今乗っているのは「タロ」。 すれ違って下に行ったのは「ジロ」。 もっとちゃんと写真を撮っておけばよかった・・・。 こんな小さなロープウェイだけど、景色はとてもすばらしい。 眼下には稚内市街、その向こうは稚内港。 そして乗車時間2分、山頂駅に到着。 稚内公園の中に駅がある。 山麓駅からは南西方向に伸びているので、ここは2番目の北にある駅。 周囲にはなんにもなく、荒涼とした草原。 ここが最北端の駅だったら最高の雰囲気なのに。 山頂駅から少し歩くと、「氷雪の門」がある。 ここは日本の領土だった樺太(サハリン)で亡くなった日本人の慰霊碑。 この場所からは肉眼でサハリンを見ることができた。 この稚内公園には市営のスキー場もあった。 だがそれも赤字のためすでに廃止。 日本最北端の地での、厳しい現実・・・。 HOME 国内の鉄道 北海道 |
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