2009.10  



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ホーバークラフトに乗ろう

 廃止された日本最後のホーバークラフト航路  【大分県】


船体の下にあるエアクッションを膨らませたユニークな姿のホーバークラフト。
かつては瀬戸内海や沖縄などで活躍したホーバーも、大分市と大分空港を結ぶ大分ホーバーフェリーが残るのみに。
しかし会社の負債が大きくなったほか、製造メーカーからも部品の供給ができなくなるとの通告を受けて運行を断念。
2009年(平成21年)10月31日の運行で航路廃止、会社は清算されることに。
これで日本のホーバークラフトは全滅することに。
なくなる前に乗っておかねばと急いで飛行機に搭乗し、大分空港に向かった。


ホーバークラフトは航空便の発着に合わせて運航。
大分空港に着いたらすぐに乗り場へ向かいたいところだけど、その前に空港名物を。
それはこの巨大回転寿司。
預け荷物を受け取るターンテーブルに乗ってきます。
もちろん食べられないけど。







空港からの連絡通路を通って「空港のりば」へ。
切符売場は大混雑。







切符を買ったら乗船を待つ人の長い列へ。
床に貼り付けられたホーバーのマークも見納め。







ホーバーのりばは海上ではなく地上。
地上に置かれたタラップを上って乗船するのだ。
乗船するホーバーは「ドリームアクアマリン」。
大分ホーバーフェリー最古参で、1990年(平成2年)就航。







後部に取り付けられた大きなプロペラ。
下にあるゴム製のエアクッションに空気を送って船体を浮かし、このプロペラで推進力を得て進む構造。







船室の定員は105名。
一番前の真ん中に操舵席がある。
運航時間が短いのでトイレはない。







空港のりばから滑走路の横に設置された航走路を行く。
途中にS字カーブがあり、ホーバーは横向きになって進む(ドリフト走行)。







航走路を抜け、海上へ。
別府湾を一直線に大分を目指す。







船内にあったJALの広告。
こんな心配も残念ながらなくなってしまいます。







前方に大分基地が見えてきた。
海からの斜面を上がった先に他のホーバーが見える。







大分空港からは30分で大分基地に到着。
下りる前に操舵席を見ておこう。
なんか船の操舵席に見えないけど。
(実はホーバークラフトは航空機の一種)







タラップから海を見る。
ここ大分基地は大分川の河口に位置し、かつてはここに大分空港があったそうだ。







大分基地の前で待つ大分駅行きの連絡バス。
小型のバスだけど、ホーバーのラッピングがされた専用バスだった。







最後にドリフト走行をするホーバークラフトの姿を。







船体が横向きになり、







そのままカーブに突入!




そして海へと向かっていった・・・。

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