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2009.9  



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↑この側面が「バス窓」
紀州鉄道に乗ろう

 廃車が決定した旧型ディーゼルカーに乗車  【和歌山県】


2000年(平成12年)まで日本一のミニ鉄道だった紀州鉄道。
現在は千葉県を走る芝山鉄道(東成田〜芝山千代田 2.2km)が日本一。
それでも御坊〜西御坊の2.7kmはとても短い。
その紀州鉄道の始発駅はJR紀勢本線の御坊駅を間借りしている。







JRの改札口を通って紀州鉄道のりばへ。
紀勢本線の1番線の端にある0番線が紀州鉄道の発着ホーム。







紀州鉄道の車両は元・大分交通耶馬溪線キハ600形(キハ603)。
1960年(昭和35年)製の古いディーゼルカーだ。
今回の旅は週末に運転されるこのキハ603に乗るのが目的。
平日に走っているのは1985年(昭和60年)製の元・北条鉄道キテツ1形。
しかし9月27日でキハ603は引退し、キテツ1形に統一されてしまう。







側面の窓は「バス窓」と呼ばれる形。
下部は上に開く窓があり、上部はゴムで固定された窓がある。
これは窓の採光部を大きく取り、車内を明るくするために考えられた構造。
バスで採用されたのを鉄道車両に流用したので「バス窓」の名が付いた。
1950年から1960年頃にかけて流行したが、このバス窓の車両も残りわずか。







続いて車内へ。
板張りの床、照明は白熱灯。
網棚は本当に文字通り網でできている。
冷房なんてもちろん無く、扇風機すら無い。







ちなみに夜はこうなります。







乗務員室と客室との仕切りはパイプだけ。
その運転席のイスは古い喫茶店にあるような回転イス。
ワンマン運転なので、運賃収受で後ろを向くときに便利なのだろう。







カランカランカランカラン、グォォォーッッ・・・。
重たいエンジン音を響かせ、御坊駅0番線を発車。







御坊駅を出るとすぐに左へカーブし、JR紀勢本線と分かれる。







田んぼの中に住宅が点在する地域をのんびり走る。
案山子は立っていないけど、紀州鉄道を撮る鉄ちゃんが所々に立っている。







踏切の先に小さなホームが見えた。







最初の停車駅、学門駅。
「学校の門に入る」ということで、受験生に学門駅の入場券が人気。
実際はホームが1本あるだけの無人駅。
ホームに入るのに入場券はいらない。







学門駅を過ぎると市街地へ。
紀州鉄道は御坊市郊外にあるJR御坊駅と、御坊市中心部を結んでいる。







紀伊御坊駅に停車。
かつては列車交換ができる駅だった。
現在は線路が1本だけになり、こちら側のホームは使用していない。







紀伊御坊駅の南側に車庫がある。
留置線1本と検修庫があるだけの小さな車庫。
車庫には廃車になったキハ604が残されている。
故障したときなど、代わりの部品をこのキハ604からはずして使ったそうだ。







キハ604と並んで停まるキテツ1。
紀州鉄道初の、そして唯一の冷房車だ。
国鉄北条線を引継いだ第3セクターの北条鉄道でフラワ1985形としてデビュー。
その後、紀州鉄道と同じ和歌山県を走っていた有田鉄道に譲渡された。
有田鉄道が廃止になり、紀州鉄道へと再度移ってきた車両だ。



そして今年。
北条鉄道に残っていたもう1両のフラワ1985形が廃車になり、紀州鉄道へ。
その車両がデビューすると、キハ603がお役御免となってしまうのだ。





市役所前駅に停車。
この辺りが御坊市中心部。







路地裏のようなところを終点に向けて進んでいく。







終点の西御坊駅。
線路が1本だけの小さな古い駅だ。
駅舎に駅名の看板すら付いていない。
御坊寄りから撮影。







出札窓口と改札口。
なぜか天井がとても低い。
背の高い人は頭をこすりそうなくらい低い。
ちなみに終日ではないが、ここで硬券の乗車券を発売している。
改札口はフリーパス。







駅舎と反対側は踏み切りの手前で線路に柵がされていた。







柵の先にも線路は続いている。
小さな川で途切れているが、その川の向こうにも線路は続く。
過去、ここには鉄橋が架かり、0.7km先の日高川駅まで線路が延びていたのだ。




この古いディーゼルカーを残してほしいという声もあるそうだが、難しいらしい。
最大の難点は維持費がかさむこと。
法定のオーバーホールなど、5年間で約5000万円もかかるとか。
ちなみに紀州鉄道の運賃は片道180円・・・。
残念だがあきらめるしかないようだ。


               次は紀勢本線と路線バスを乗り継いで湯ノ口温泉へ

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