2009.2
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リスボン（現在の気象状況）  |
☆テージョ川を渡る４月２５日橋を通過。 リスボンの南側を流れるテージョ川。 このテージョ川の対岸、アルマダとを結ぶのが全長２２７７ｍの４月２５日橋だ。 大きな地図で見る 橋の名前は、カーネーション革命が起こった日からきている。 カーネーション革命とは、独裁体制を終わらせた軍事クーデターのこと。 それまでは独裁者アントニオ・サラザールの名前から、サラザール橋だった。 今回は４月２５日橋を通る私鉄フェルタグスに乗って、リスボンへ戻ろう。 セトゥーバルの散策を終え、セトゥーバル駅へ急ぐ。 町の中心部からは少し離れていて、ちょっと不便。 しかも、セトゥーバル駅を発着するフェルタグスは日中１時間おき。 １本電車を逃したら大変だ。  セトゥーバル駅に着いてみてビックリ。 行きのサド線の車内から見ていて、駅が工事中なのはわかっていたけど・・・、 これじゃ、駅に入れないじゃん！ どこから駅に入るんだ！？  駅舎の前を歩く人の後を付いて行ってみる。 １００ｍくらい行くと、看板が見えてきた。 ここが駅の入口だな。 ちなみに、周りの建物は駅舎でもなんでもない。  建物の脇の通路を通っていくと、ホームに出た。 ちょうどサド線の電車が停車中。  電車に乗る前に、切符売場はどこ？ 周囲を見回すと、工事中の駅舎のホーム側に自動券売機が。 電車とは逆方向に１００ｍ。 行ってみると、これはサド線の自動券売機。 フェルタグスの切符売場はどこだ？  フェルタグスの切符売場は駅舎の中にあった。 駅舎は正面だけが工事中で、中は普通に営業中。 ここまで余分に２００ｍ歩いているぞ。 やばい、そろそろ発車時間だ。 切符を購入し、目の前の４本の線路と１本のホームをを横断。 今度は反対側のホームを１００ｍ。 あと２分！ 他の乗客たちといっしょに走り出す。  フェルタグスはどこだ！？ ホームに矢印の看板があり、その奥に電車が見えた。 やっと電車に乗れるぞ！  仮設ホームに停車中の電車にようやくご対面！  フェルタグス（Fertagus）は、４両編成の２階建て電車。 Ａｚａｍｂｕｊａ線の電車と色違いで同じ形の車両だ。 セトゥーバル駅を発車すると、のどかな景色の中を走っていく。  コイナ駅を過ぎると、右手に車庫が見えてくる。  コイナ駅からは電車の本数が増え、周りはリスボンのベッドタウンに。 そして右側に巨大なキリスト像、クリスト・レイが見えてくる。  テージョ川南岸最後の駅、プラガール駅を過ぎると左へカーブ。 そしてトンネルを１つ抜けると、いきなり４月２５日橋の上に。 橋の上からは遠くにリスボンの街並みが望める。  リスボンの町に入った！  この下で交わる線路はカスカイス線。 陸橋の向こうはアルカンタラ・マール駅。 【リスボンの近郊電車に乗ろう その１】で下車した駅だ。  Ａｚａｍｂｕｊａ線と合流。 フェルタグスも水道橋の下を通る。  セトゥーバルから約１時間。 電車は終点ローマ・アレエイロ駅に到着。  ローマ・アレエイロ駅はポルトガル鉄道と共同使用駅。 そして、地下鉄ヴェルデ線が近くに通っているけど、乗換えは不便。 地下鉄はローマ駅とアレエイロ駅の２つに別れ、それぞれの駅は少し遠い。 せっかくのターミナル駅なのに、これではもったいない。  次は、地下鉄・船・路面電車を乗り継いでクリスト・レイに行こう。 ＨＯＭＥ セトゥーバルに戻る クリスト・レイに行く 海外の鉄道 ポルトガル |
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