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メキシコシティ(現在の気象状況)

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■その2 日帰りでテオティワカン遺跡へ② 【メキシコ】
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まっすぐ一本道に見える死者の道。
ガイドブックの地図にもそう載っている。
だけど実際は貯水池の跡のようなところがいくつもあって、下に降りて歩いてみたり、横に迂回して歩いてみたり。
地図で道が点線になっていたけど、こうなっていたのか。
いちいち面倒くさいし歩きづらい。
暑さと酸素不足で息が・・・。
こんなんでピラミッドに登れるのか?

道の脇には石造りの建物の跡がずっと続く。
そして石組みをよく見ると、大きな石の隙間をつないでいるのはセメント。
そのセメント部分に小さな石を並べて埋め、縁取りのような模様に施してあったりして可愛らしい。
だけどセメントなんて最近の材料じゃないかと思うかもしれないけど、アステカ時代から使われているそうだ。

こんな風に登ったり降りたり。
障害物が体力を奪っていく。
これも全部、酸素が薄いせいだ。
そうに違いない。
ハアハア・・・。

太陽のピラミッドに辿りつた!
やっぱりここまで来たら登るしかないでしょ。

げ。
人が点に見えるよ・・・。
キツそうだな・・・。

ハアハア・・・。

いやー、疲れた、疲れた。
それもこんな景色を見れば、疲れも吹き飛ぶよね。
なーんて充実感を味わいたいところだけど、ここはまだ中腹。

さあ、登れ登れ。
ハアハア・・・。

最後の最後は階段が無い!
ハアハア・・・。

ついに頂上だーっ!

ケツァルコアトルの神殿から死者の道の方向。

そして、月のピラミッド。
次はあそこまで行くんだよな。
あれに登れるだけの体力は・・・?

頂上では記念撮影をしたり景色を眺めたり。
みんな思い思いに過ごしている。
ここでメキシコ人と外国人観光客では行動が違っていることに気付いた。
メキシコ人はみんなある一点を人差し指で触っていくのである。
なんだろうと見てみると、そこには銀色の金属が埋まっていた(本物の銀?)。
今までたくさんの人が触っていったのだろう、そこだけぽっかりと凹んでいる。
触っていく理由は分からない。
あくまでも想像だけど、ここがピラミッドの中心で何かのパワーがあると信じられているのかも。
私もスリスリ。

さて、降りなくちゃ・・・ハァ(;´д`)=3
やばい。
ひざが。
プルプル。

ハアハア・・・。
下まで降りたぞ。
次は月のピラミッドだ。
残り500mくらいだろうか。
よし、行くか。

目の前に、月のピラミッド。
というより、目の前に階段。
テオティワカン人はなぜピラミッドを作ったのか?
などというミステリーに思いをはせる余裕はない。
目の前の階段にトライするかしないか、それだけ。

こりゃまた急な階段だな・・・。
だけどせっかくここまで来たんだ、行くしかないでしょ。

ハアハア・・・。
あれっ、ここから先は立入禁止!?
月のピラミッドは頂上まで行かれないのか。
ちょっと残念。

ピラミッド中腹でも景色は最高。

太陽のピラミッドをズームで。
頂上に人がいっぱいだな。
あそこからの眺めは良かったよなぁ。
もう一度登るかと聞かれれば、今日は遠慮しておくけど。

さて、そろそろ降りようか。
・・・。
ここの階段、急すぎる。
酸素が薄いから肺がついてこないよ。
酸素が薄いから・・・。
運動不足については、認めない。

これでテオティワカン観光はおしまい。
またバスに乗ってメキシコシティに帰ろう。
足がパンパンだけど、まだ今日の観光は終わらないぞ。

次はメキシコシティに戻って市内観光へ。
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