大きな地図で見る

| |
 |
韓国の鉄道博物館に行こう
■その1 철도박물관 【韓国】
|
☆ソウル駅から京釜電鉄線で鉄道博物館へ。
ソウルの南、京畿道義王市にある鉄道博物館。
1988年(昭和63年)に開館した。
戦前の朝鮮総督府鉄道時代のSLから次世代KTXまで、展示は充実。
ただ、ソウルには何度も来ているのに、ここはなぜか足を運んでいなかった。
今回は重い腰?を上げ、ようやく見学へ。
ソウル地下鉄1号線から京釜電鉄線直通電車で最寄の義王駅に行こう。

ソウル駅から約50分で義王駅に到着。
駅の隣は貨物ヤード。
貨車がたくさん並んでいる。

小さな駅ビルのある義王駅。
茶色の丸い建物の中は、階段があるだけ。

義王駅から線路沿いに南へ歩いて約10分。
鉄道博物館の入口に到着。

ここが鉄道博物館の入口。
閉まっているフェンスの左側に入場券売場がある。
入場料は500ウォン。

中に入って最初に目に入ったのがこの車両。
KTX(韓国高速鉄道)の次世代車両だ。
だけどこの車両はハリボテ。
台車なんか絵が描いてあるだけ。

次世代KTXは中に入ることもできる。
最初はトイレ。
車椅子でも入れる広いタイプだけど、なぜ車両の中心部に?
もっと右側に寄せられるだろうに。

一般室の車内。
現在のKTXは座席の向きが変えられなくて不評だけど、次世代は?

特室の車内。
座席が薄っぺらいなぁ。
韓国の鉄道で最高ランクに位置する車両のはずなのに。
今年運転を開始した新型電車ヌリロ号の方がずっといい。

ガラス越しに運転室を見る。

次世代KTXの前にあるトンイル号用客車。
トンイル号はKTX開通前までは普通列車のような役割だった。
客車は売店として使われているけど、今日はお休み。
中に入ることはできず。

すぐ隣には駅があった。
展示運転用の線路の駅だけど、本日はここもお休み。
奥に日本製ディーゼルカーが休んでいた。

次は入口右側の大屋根の下へ。
一番手前にあるのは朝鮮総督府鉄道が導入したミカ3型蒸気機関車。
1940年(昭和15年)日本製。

その隣にあるのがピドゥルギ号用ディーゼルカー。
ピドゥルギ号というのは普通列車の名前。
日本の新潟鉄工製で、1963年(昭和38年)に導入された。

車内に入ることはできないけど、窓から中をのぞいてみた。
やっぱりボックスシートの形が日本の同世代の車両とそっくり!

展示してある車両もいいけど、なかなか集中できない。
その理由は隣から聞こえてくる列車の走行音。
鉄道博物館からちょうど良い位置で京釜線の線路が見えるのだ。
セマウル号や通勤電車、貨物列車まで、たくさんの列車が走る。
現在通過しているのは京釜電鉄線の5000系電車。

さて、展示車両に戻ろう。
次は1960年(昭和35年)アメリカ製のディーゼル機関車。
旅客列車の牽引に使われていたそうだ。

その後ろにあるのが国鉄1000系電車。
韓国初の地下鉄、ソウルメトロ1号線乗入用に製造された。
日本製で1974年(昭和49年)8月15日営業開始。

外観は日本の国鉄301系電車によく似ている。
車内も日本の国鉄の通勤電車とそっくり。
ドアの窓ガラスや天井、車体幅が広いことを除けば瓜ふたつ。
色使いもそのまま日本の国鉄!
ちなみに日本の301系電車より車体幅は約35cmも広い。

細かい所だけど、非常用ドアコックの説明プレート。
ハングルで書かれているけど、体裁は日本の国鉄!

1000系電車の運転席。

1000系電車は後に韓国で製造されるように。
こちらは韓国製の1000系電車。
日本製のは登場時の塗装、こちらは引退時の塗装。

次は9900系ムグンファ号用電車。
日本の国鉄485系特急形電車をモデルにしたそうだ。
電気機器は日本の日立製、車体は韓国製で1980年(昭和55年)運転開始。
中央線・太白線・嶺東線で使用され、2001年(平成13年)引退。

9900系電車の横にあるのは保線用車両。

貨車も展示されている。

こちらは保線用車両、マルチプルタイタンパー(通称マルタイ)。

爪を砂利に突っ込み、突き固める作業をするのだ。
これは列車の乗り心地をよくする大事な作業。

その隣はクレーン車。
しかも蒸気機関で動く古い車両だ。
屋根の煙突から煙を吐きながらクレーンを動かしていたのだろう。

次は水仁線車両や朝鮮総督府鉄道の展望車、そして館内展示へ!
HOME その2へ 海外の鉄道 韓国
|
|
|