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![]() 台東(現在の気象状況) ![]() |
☆旧型客車を使用する列車は残り4往復。 台湾の鉄道と言えば、台湾新幹線や自強号などの優等列車が有名ですね。 しかし、台湾南部には地味だけど味わい深い列車がある。 その列車の1つが普快車という列車種別。 台湾南東部の高雄〜枋寮〜台東〜花連〜和平を結んでいる。 その普快車には、旧型客車を使用している列車がある。それもたったの4往復だけ。 いつ旧型客車が引退になってもおかしくない状態。 廃止になる前に急いで台湾へ行こう! 今回乗車したのは南廻線台東発枋寮行き普快車354次。 約2時間の旧型客車の旅。 それでは台東駅からスタート! 改札口の上には発車案内が表示されている。 それよりその上の気温。 2月だというのに、32℃! ホームに上がると3両編成の旧型客車が停車中。 両端が日本製の客車だ。 日本で走っていた旧型客車とよく似ている。 真ん中の客車はインド製。 デッキの無いタイプ。 上の客車のドアは手動だけど、こっちは自動。 ディーゼル機関車が近づいてきた。 これから連結! 連結完了! 普段は10両以上の客車を引っ張るのに、この列車はたったの3両。 でっかいディーゼル機関車では効率悪そう。 かと言って、この列車専用の機関車を用意するのも・・・。 車内は回転式のクロスシートが並ぶ。 もちろん、リクライニングなんてしません。 冷房もナシ。 確か、気温32度だったよなぁ・・・。 こちらはインド製客車の車内。 台東駅を定刻に発車! 1つ目の停車駅、康樂。 南廻線はほとんどが単線。 さっそくこの駅でも列車交換をする。 すれ違ったのは回送列車。 車両は日本製のDR2800型ディーゼルカー。 在来線では最も優等である自強号用の車両。 車窓に太平洋が見えてきた。 南廻線はあまり人家のないところを走っていく。 地形の厳しい地域を走るため、開通したのは最近の1991年(平成3年)。 それまでは鉄道で台湾1周ができなかったのだ。 金崙駅を発車。 そしてすぐトンネルへ。 南廻線の全長98.3kmのうち、トンネルは38.9km。 瀧溪で枋寮発台東行き普快車と列車交換。 旧型客車同士の列車がすれ違うのは、台湾全土で1日2回。 河口近くの川を渡る。 奥に見えるのは太平洋。 橋を渡ったらすぐにトンネル。 トンネル通過中の車内。 それにしてもぜんぜん乗っていないなぁ。 この車両に乗客はたった5人だけ。 廃止になった駅を通過。 南廻線はまだ新しいのに、廃止になった駅がいくつもある。 人口が少ない地域を走っているせいだろうか。 太平洋のすぐ横を走って行く。 走っているのはこんなところ。 線路は崖の中腹を走っているのだ。 落石覆いの下を何箇所も通る。 台湾にもこんな鉄道路線があるのです。 大武駅で高雄発台東行き莒光号と列車交換。 古莊〜中央(信号場)は南廻線唯一の複線区間。 ここで中央山脈を越え、東岸から西岸側に抜けていく。 山の中の駅で安全運行を司る駅員さん。 険しい中央山脈の中を走って行く。 台湾海峡が見えた! 山越えを終えると、進路は北へ。 台湾海峡沿いの線路を進んでいく。 夕陽に照らされ旧型客車が行く。 加祿駅で貨物列車と列車交換。 だが普通の貨物列車と雰囲気が違う。 積荷はなんと軍用トラック! 見つかると逮捕されそうなので、こっそり撮影してみました。 終点へ向けラストスパート! 枋寮駅のホームが見えてきた。 終点の枋寮駅に到着。 台東駅からあっという間の2時間だった。 楽しい旅だったけど、普快車から降りた乗客は10人くらい。 このすぐ後を追いかけてきた台東発豊原行き自強号はほぼ満席。 普快車の人気のなさが際立つなぁ。 もっとも、枋寮駅で降りる人は少なく、ほとんど高雄駅まで乗車。 これでは旧型客車と共に普快車も消える運命なのかも。 HOME 海外の鉄道(アジア) 台湾 |
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