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2010.1  



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オーストラリアに行こう

■その2 XPT号に乗車  【オーストラリア】


オーストラリアの長距離列車と言えば、大陸横断鉄道が有名。
何日もかけて豪華な寝台車に揺られて行くのをイメージするだろう。
そこまで長距離とはいかなくても、気軽に乗れる都市間列車も走っている。
今回乗車するのはメルボルン発シドニー行きのXPT号。
オーストラリア南東部を11時間半かけて走り抜ける。
駅前に路面電車が走るサザンクロス駅から列車の旅が始まる。







サザンクロス駅はメルボルン都市圏を走る近郊電車や、ビクトリア州内を走る中距離列車V−LINEが発着するターミナル駅。
Country Linkが運行するXPT号は、駅の一番奥まった所にある1番線から発車。
客車の両端にディーゼル機関車を連結したプッシュプル列車だ。







客車はステンレス製。
側面の窓には厳しい日差しを避けるためなのか、金色のフィルムが貼られている。
ちなみにこの日のメルボルンの予想最高気温は43℃。







発車5分前になって扉が開いた。
ホームで待っていた乗客があわたたしく乗っていく。







デッキ横の荷物置き場や棚の上に荷物を置き、座席に腰を下ろしたら発車。
のんびりと発車の雰囲気を味わう余裕もない。







XPT号はサザンクロス駅を発車すると、すぐにたくさんの線路を乗り越えて西側へ。







メルボルンから出発するとき、どこの線路を通って行くのかと考えていた。
都心から放射線状に通勤路線が延びていて、どれがシドニーへ通じているのかと。
ところが予想に反し、XPT号は電化されている通勤路線と別れ非電化の貨物線へ。
貨物ヤードの中をゆっくり進んでいく。







まさか通勤路線とは独立した線路があったとは。
そして周囲は大平原に。







このまま大平原の中を進んでいくのか。
などと思っていたら、まさかの通勤路線との合流(線路は別だけど)。
メルボルンの住宅地に戻ってきてしまいました。







ようやくメルボルン都市圏を抜けて単線区間へ。
何もない大平原の中を進むと予想していたら、線路に沿って並木が。
風除けの防風林?
この林、ビクトリア州を抜けるまで続いていて、車窓は退屈。






とりあえず食事でも。
XPT号にはビッフェが付いていて、軽食の購入が可能。







買ってきたのはコーヒーとサンドイッチ。
これで8.2ドル。
町のコンビニでもこれくらいの値段がするので、特別高い訳でもなく。
物価が高いのです。







食べたら出す、これが自然の摂理。
立派な洗面台が付いているけれど、水の出がイマイチ。







トイレと通路を挟んだ反対側には冷水器があった。
その右側はゴミ箱。
自分でゴミを捨てに来なくても、数時間おきに席まで車掌さんがゴミを回収してくれる。







ニューサウスウェールズ州に入ると線路に沿っていた並木がなくなった。
そして線路は複線に。
だけど景色が単調なのは変わらず。







メルボルンとシドニーの間に大きな都市はない。
途中にあるのは小さな町や村だけ。







次は昼食。
ラザニアにパンが付いて8ドル。
ううっ、財布にやさしくない・・・。















やっぱり単調な景色が続くばかり。
車窓はたいていが牧草地。
たまにウシやヒツジに会えます。







なだらかな起伏がある地形だなぁ。
だけど列車のスピードが上がらない。
山越えという感じではないけれど、けっこうな急勾配のようだ。







シドニーまであと1時間くらいだろうか。
車窓の緑が濃くなってきた。
現在時刻は19時。
冬のこの時期、シドニーの日没は20時過ぎ。
車窓を終点まで楽しめるのは実にいい。







シドニー近郊に入ってきた。
XPT号は電化区間に入り、2階建て通勤電車とすれ違う。
シドニーではメルボルンと違い通勤電車と共用の線路。
すぐ前に各駅停車の電車が走っているのだろうか、XPT号はノロノロ運転に。







線路が増えてきた。
たくさんの2階建て通勤電車とすれ違う。
もうすぐシドニー・セントラル駅だ。







定刻より30分近く遅れてシドニー・セントラル駅に到着。
12時間の旅になってしまったけど、不思議とそんなに時間を感じなかったな。
オーストラリア時間に順応できた証拠?




明日はポートジャクソン湾を跨ぐハーバーブリッジを歩いて渡ろう

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