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イギリス国立鉄道博物館に行こう
■その1 0系新幹線と対面 【イギリス】
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世界一大きな鉄道博物館であるイギリス国立鉄道博物館。
博物館の場所はイギリス中部のヨーク。
1975年(昭和50年)にオープンし、収蔵する車両は約300両もあるそうだ。
さらにすごいのは、これほどの規模なのに入場料は無料!
今日はロンドンからヨークまで日帰りで行くためにキングスクロス駅へやってきた。
コンコースで列車を待つ人たち。
案内板には列車の行先や発車時刻は表示されている。
だけど、出発番線は発車時刻近くにならないと表示されないのだ。
発車番線を確認してから列車の先頭へ。
これから乗車するのはイーストコーストが運行するInterCity225。
ユーロスターが登場するまでイギリス最速の列車だった。
(最高設計速度225km/h、実際は200km/hまで)
ロンドンから約2時間、カーブしたホームにドームが架かるヨーク駅に到着。
イギリス国立鉄道博物館に行くにはヨーク駅の裏口から。
駐車場の横を歩いていく。
ヨーク駅から徒歩3分でイギリス国立鉄道博物館へ。
この博物館はヨーク駅に隣接した車庫を再利用して建てられている。
平日だというのに、博物館の入口はこの行列。
入館したらまず目指すのはこの車両。
ユーロスター(モックアップ)と対面する日本の0系新幹線電車!
国立ヨーク鉄道博物館で展示される唯一の外国の車両が0系新幹線。
この車両の番号は22−141で、ひかり号用16両編成の東京寄り先頭車として1976年(昭和51年)に製造された。
国鉄分割民営化後はJR西日本が継承、1997年(平成9年)には4両編成に短縮され、晩年は広島〜博多のこだま号として運転した。
2000年(平成12年)に廃車、翌年の2001年(平成13年)にヨークへやって来た。
この0系新幹線電車は鉄道博物館で数少ない車内に入れる車両でもある。
デッキに入ると、そこは日本のまんま。
くずもの入れや消火器、非常ドアコックの表示もそのままだ。
車内は簡易リクライニングシートが並ぶ一昔前の新幹線。
シートピッチが狭く、3人掛けのシートは回転しない。
このタイプの車両で東京駅から博多駅まで乗ったことが懐かしい。
ただ、乗客に日本人が全然いないという現在の状況に違和感が。
2人掛けのシートは回転可能。
ただし向かい合わせにするとこの狭さ。
実はこの座席は0系新幹線の廃車後、タイ国鉄にも送られて2等エアコン付き座席車に移植、現在も現役で活躍している。
運転台には入ることが出来ないので乗務員室の扉から覗き込む。
現代の電車ならモニターがいくつも並んでいそうだけど、0系はアナログ。
0系新幹線の横にはこんな展示も。
駅弁は日本の鉄道文化です!
次は博物館内で展示されている蒸気機関車を見ていこう。
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