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■その3 元ロンドン地下鉄の旧型電車に乗車  【イギリス】


ロンドン交通博物館に保存されていたロンドン地下鉄の1938系電車。
この電車がイギリス南部で今も現役で走っている。
しかも保存目的の観光鉄道ではなく、一般のローカル線に。
1938系電車に乗りに行くため、ロンドン・ウォータールー駅にやってきた。







サウスウエストトレインズの電車で出発。
余談だが、往復乗車券を買わないと絶対に損(片道に少し足すだけで往復に!)。







海に面した行き止まり駅のポーツマスハーバー駅に到着。
ロンドン・ウォータールー駅からは約2時間。







ホームの先端にワイトリンクWIGHT LINKへの連絡通路がある。
ワイトリンクとは、ワイト島への連絡船。
そう、1938系電車が走っているのはワイト島で、ここから船に乗って島へ渡るのだ。







ポーツマス港を出発!







約20分でワイト島のライドピアヘッドRyde Pier Headに到着。
船を降りればすぐにアイランドラインのプラットホームだ。







鉄橋を渡ってアイランドラインの483系電車(元1938系)が来た。
で、この鉄橋、実はワイト島の沖合いにある桟橋への橋なのである。
浅瀬で船が島に着けないので沖に桟橋を造ったのだ。
もしこれが現代なら、浅瀬を浚渫して港を造ってしまうだろう。







ライドピアヘッド駅に到着した元ロンドン地下鉄の483系電車。
1989年(平成元年)に引退、そして海を渡ってワイト島にやってきた。
しかしなぜ離島のローカル線にロンドン地下鉄の中古電車が?
それはアイランドラインのトンネルが小さく、一般の電車が走れないから。
それで同じくトンネルの小さいロンドン地下鉄から電車を購入したという訳。







乗降扉は片側3箇所。
中央の2箇所は両開きで、連結寄りの扉は片開き。
さらにこの扉の横には開閉ボタンがあって、乗客がボタンを押さないと扉は開かない。







ライドピアヘッド駅を出発して鉄橋を渡る。
車窓に見えたのはイギリス本土とワイト島を結ぶホーバークラフト。
さすが水陸両用、ホーバークラフトなら砂浜を進んでワイト島本土まで行くことができる。
電車が鉄橋を渡りきったライドエスプラネード駅横がホーバークラフトの終点。







ワイト島の東側を南下していく。
車内はリニューアルされているけど、窓周りの木がレトロな感じ。








終点のシャンクリンShanklin駅に到着。
歩いている人との対比で電車の小ささがわかるだろうか。







シャンクリン駅の駅舎。
1864年(文治元年)に開業した古い駅で、もうすぐ150周年。
日本に鉄道ができる前からこんな離島にも鉄道が通っていたなんて驚きだ。






帰りにライドピアヘッド駅に向かう鉄橋からの車窓の動画を撮影しました。




明日は世界最大の鉄道博物館である国立ヨーク鉄道博物館に行こう

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