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☆いよいよ発車。フランスへの旅が始まる。 8:45、Catalan Talgo号は定刻にフランサ駅を出発。 この列車、普通の走行音とはちょっと違う。 普通のレールを刻むジョイント音は「タタンタタン、タタンタタン・・・」 この客車は車輪が1個ずつしか付いていないので「タン、タン、タン、タン・・・」 気にしてしまうと奇妙な感じ。 車掌さんの検札が始まった。 雲行きが怪しかったけど、ついに降ってきた。 ・・・どころの話じゃない! いきなりすごい土砂降り。 景色が見えないよ。 最初の停車駅はGirona駅。 バルセロナから約100kmの町。 雨が降っていなければ、ステキな街並みが見られたんだろうなあ。 ここでちょっと息抜き。 列車の中ほどにあるカフェに行ってみる。 カウンターと丸イスだけの簡単な設備。 だけど長距離移動にはありがたい設備。 カウンターの中には電子レンジとコーヒーマシーン、流しがあるだけ。 コーヒーとドーナツを注文。 3ユーロ。 日本円で・・・、考えちゃいけない! 円安のバカヤロー!! (この旅行の時、1ユーロ=169円) Figueres駅に到着。 雨も小降りになったのでちょっとホームに。 他のお客さんも外の空気を吸いに出てきてます。 車掌さんが隣にいるから安心。 ここフィゲラスと言えば、サルバドール・ダリが生まれた町。 ダリ美術館もここにある。 とっても行ってみたい! 地中海が見えてきた。 海が荒れている。 気分は日本海。 演歌の世界。 Portbou駅に到着。 ここはスペイン最後の駅。 先頭の電気機関車もここまで。 列車の後ろにディーゼル機関車が連結される。 進行方向は変わらないので、後ろから押す形。 実はこの先、ある重要で面倒な「儀式」がある。 それは左右の車輪の幅を変えること。 普通の鉄道車両ならそんなことできません。 列車はゆっくりゆっくり、人が歩くくらいのスピードで進んでいく。 なぜ面倒な「儀式」が必要なのか? それはスペインとフランスではレールとレールの幅(軌間)が違うから。 スペインの軌間は1668mm、フランスでは軌間1435mm。 ヨーロッパ各国はほとんどの国で1435mmを採用している。 通常であれば国境の駅で乗換えが必要。 貨物であれば積み替えなければならない。 もしくは台車ごとか車輪の交換をしてから隣の国へ行く。 中国とロシアの国境では車体を持ち上げ、台車交換して運転しているという。 もちろん、交換していたら時間が物凄くかかる。 なぜスペインが面倒を承知で各国と違う軌間を採用したのか? その理由にはナポレオンの侵略を恐れたからという説がある。 軍隊を乗せた列車がそのまま突入されては困るから。 そんな面倒を解消し、そのまま直通運転できるのがこのタルゴVRD。 列車はゆっくりゆっくりと軌間変換装置のある小屋に入っていく。 この中を走りながら左右の車輪の幅を変えてしまう。 大きな音や振動もない。 軌間の変換が終わりトンネルを抜けるとCerbere駅。 ここはもうフランス。 奥に見える山が国境だ。 隣に停まっているのはフランスの客車。 タルゴとは背の高さの違いが一目瞭然。 あちらとはデッキの構造も違う。 タルゴにはステップが無く、ホームもすぐそこ。 お隣はステップが3段もある。 あれだと大きな荷物があるときに大変。 南仏の大地を走り抜ける。 南仏ねぇ・・・。 イメージするのはサンサンと輝く太陽。 太陽、どこだーっ! フランスに入って列車は左側通行に。 (スペインは右側通行) Narbonne駅に到着。 終点まであと1時間。 隣の列車、おもしろい塗装だなあ。 もうすぐ終点。 その前にトイレに行っておかないと。 駅のトイレは有料が多いし。 トイレはシンプルなデザイン。 デビュー当時は最先端の設備だったのだろう。 終点Montpellier Saint-Roch駅に到着。 時刻はまもなく13:30。 ほぼ定刻だ。 先頭車両の方へ行ってみた。 すでに機関車ははずされていた。 しばらくして隣の線路に入ってきたのはTGV。 総2階建てのタイプ。 現代と過去の主役が並んだ瞬間。 約5時間の国際列車の旅はひとまず終了。 だけど疲れたなんて言ってられない。 すぐにフランス国内の列車に乗り継いでニースまで行かねば! その前に駅前を走る路面電車を見に行こう。 HOME フランサ駅に戻る モンペリエの路面電車へ 海外の鉄道 スペイン フランス |
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