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チューリッヒ(現在の気象状況) |
☆アルプスの少女ハイジはいなかった。 今回はミラノからスイスに入り、アルプスを越えてチューリッヒまでの旅。 このルートの国際昼行列車はCISALPINO (チザルピーノ・・・CIS)社の運行。 CISの振り子電車や専用客車が険しいアルプスの峠を駆け抜けている。 出発の前、ハイジが出てくるようなアルプスの景色を期待していた。 ・・・でも今日もあいにくの雨。 嗚呼、日頃の行い。 アルプスの少女ハイジのオープニング曲 おはようございます、またまたミラノ中央駅です。 そして今朝の天気も雨。 今回の旅行は天気に恵まれないなぁ・・・。 ミラノ中央駅のホームへと上がる階段。 大聖堂の中とかじゃなくて、本当に駅の中。 重厚な雰囲気なんだけど、あちこちで修復工事中。 絵になるところは意外と少ない・・・。 ホームに出る前に出発番線を確認。 どれどれ・・・、 おっ、今日の列車は出発30分間に表示が出ている。 4番線からだね。 左側の列車がチューリッヒ行きCISALPINO MONTE CENERI号。 右側の列車はパリ行きTGV。 国際列車が並ぶ華やかなホーム。 ・・・なんだけど、歩いているのは通勤客ばかり。 ちょっと寂しげ。 列車の先頭を飾るのはイタリア鉄道の電気機関車。 右隣に見える客車、あれも国際列車。 ジュネーブ行きのCISALPINOVALLESE号。 この2つの列車は8:25に同時発車する。 後ろに連結されている客車はスイス国鉄(SBB)。 あれ? 専用客車のはずじゃ・・・。 下調べもあっさり違っているものです。 雨の中、ミラノ中央駅を発車。 高級リゾート地コモ湖を過ぎ、1時間ほどでChiasso駅へ。 国境を越えてスイス最初の駅。 ここで電気機関車の付替えのため少々停車。 左手にルガーノ湖を見ながら列車は北上する。 あっ、車内の写真がまだでした。 CISALPINLO MONTE CENERI号は全てオープンタイプの客車。 1等車は横3列のボックスシート。 2等車は横4列のボックスシート。 ルガーノ湖を渡って今度は右手に見ながら北上する。 あとでこの対岸がイタリアの飛び地になっていることを知る。 ハイジ、いないなあ。 フランクフルトからまだ帰って来てない? 谷の向こう、雲ですっかり隠れている。 あの場所にある峠を越えていく。 そこは前後に二重のループ線がある険しい峠。 トンネルに突入。 判り難いけど、この上を通る線路が見える。 トンネルでぐるっと1周して高度を稼いでいる。 そして、もう1周。 同じ所で2周して峠を登る。 峠を越えても天気が悪い。 雲がすぐそこじゃないか。 頂に雪が残るアルプスの山々が見えてきた。 その下を全長15kmのゴッタルドトンネルで抜けていく。 ゴッタルド峠を越えると雨がやみ、明るくなってきた。 今回の旅行で初めて太陽を拝めるか? やっぱりスイスの景色はこうでなくちゃ。 ハイジー! ペーター! おじいさーん! クララのばかーっ! (なんで!?) またいくつかの湖の横を走っていく。 そして最後の湖がチューリッヒ湖。 この湖が見えてきたら終点はもうすぐ。 ワンちゃんも降りる準備万全。 カメラ向けるとこっち向いてくれない・・・。 ミラノから約4時間半、Zurich Hauptbahnhof駅に到着。 天気もよくなったし、チューリッヒで何をしよう。 やっぱり鉄分補給? ここはやっぱり鉄分補給でしょ。 駅前の路面電車に出撃だ! HOME ミラノに戻る チューリッヒの路面電車へ 海外の鉄道 スイス |
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