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2008.5  



 

ファドゥーツ(現在の気象状況)

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ヨーロッパ弾丸ツアーに行こう

■その21 列車でリヒテンシュタインに行こう
                   【スイス・リヒテンシュタイン】


☆とっても小さな国の小さな駅へ。

世界で6番目に小さいアルプスの国、リヒテンシュタイン公国。
この国を訪れるには、スイス領にあるサルガンス駅から路線バスに乗っていく
のが便利で一般的。
 しかしリヒテンシュタインにも鉄道(オーストリア国鉄が運営)が通っていて、
国内に駅が3つある。
この路線はスイス〜オーストリアを結ぶ幹線。
チューリッヒ〜ウィーンの優等列車など、列車本数もそれなりにある。
しかし・・・。

リヒテンシュタイン領内の駅に停車するのは1日5〜6往復。
優等列車はすべて通過してしまうのである。
しかも季節や曜日によって列車の設定時刻が変わってくる。
行程を組むのが難しいな・・・。
あきらめて路線バスにするか?
時刻表との闘いは続いた。
そして我が方は勝利したのだ!
列車でリヒテンシュタインに行くぞ!
大げさな・・・( ̄▽ ̄;)



大きな地図で見る


スタートはチューリッヒ中央駅。
14:37発IC(インターシティ)のChur(クール)行きに乗車。
ドイツとフランスの国境の都市バーゼルから来た列車だ。





電気機関車の側面には大きな薔薇。
列車は行き止まり式ホームに対して機関車を先頭に停車中。
バーゼルからチューリッヒまで列車の進行方向はこの向き。
だけどここからはクールまで逆向きに。
でもわざわざ機関車を付け替えたりしないのです。
先頭になる客車にも運転席が付いているのだ。
機関車が後ろから押す形で運転される。





機関車の前に連結されている客車はすべて2階建て。
ドアの横にあるボタンを押して車内へ。





1等車2階席は横3列でボックスシートが並ぶ。
天井の圧迫感があるのは仕方ないところ。
でも乗客は1つのボックスに1人いるかいないか。
座席はゆったり使えた。





1階へ降りる階段の脇にはソファー。
ここで宴会しようなんて考えないように。
ちなみにトイレがあるのは1階。
隣の車両へは2階にのみ通路有り。
1階だと行き止まりです。
2階の端の席にはコンセント有り(連結部の壁)。
そこの席だけはパソコンをする人でどの車両も埋まっていた。





チューリッヒ中央駅を出発すると列車はチューリッヒ湖に沿って走っていく。





湖岸にはヨットが浮かぶ。





チューリッヒ湖を過ぎると山が迫ってくる。
次に現れるのがヴァレン湖。
この2つの湖の横を通り過ぎるともうすぐ下車。





チューリッヒから約1時間、Sargans駅に到着。
ここで路線バスに乗り換えればリヒテンシュタインはすぐそこ。
しかし不便であってもあえて列車で行くのがテツの道。
次の列車に乗り換える。





サルガンス駅からの列車の種別はRegionalzug。
略してレギオと呼ばれるローカル列車。
行き先はBuchs。
停まっていたのは3両編成の路面電車のような車両。
実際、車輪の無い部分は床が低くなっていて乗降がしやすくなっている。
おもしろいのは真ん中の車両。
長さは3mくらい、中は機械室になっていて通り抜けの通路があるだけ。





サルガンス駅を出発すると列車は北上する。
遠くに見える山はお隣の国リヒテンシュタイン。
山の右下の方にお城が見えてきた。
あれがファドゥーツ城。
君主であるリヒテンシュタイン家の人々が今でも住んでいる。
ここからだとよく見えないけど、お城の下には首都ファドゥーツの町がある。
ここは牛がのんびり草を食むような土地。
首都があるような場所に見えないけど ( ̄▽ ̄;)





サルガンス駅から約20分で終点ブックス駅に到着。
ここでまたまた乗換え。
そういえば車内の写真を撮っていなかった。
こんな感じです。
座席は横5列のボックスシート。
ちと狭いです。





ブックス駅からはオーストリア国鉄の列車。
Regionalzug(レギオ)のFeldkirch行き。
4両編成でさっきの列車と同じく車両の一部が低床になっている。
こんなローカル列車だけど、スイス・リヒテンシュタイン・オーストリアの3カ国
を走る国際列車でもある。
終点まで乗っても22分だけど。





車内はスイス国鉄の車両よりはゆったり。
横4列でボックスシートが並ぶ。





ブックス駅を出ると左へカーブし、すぐに川を渡る。
このそんなに大きくない川が国境。
パスポートのチェックなんてなんにも無し。
ローカル線に乗って隣の国へ入っちゃった感じ。
実はこの川、とっても有名な川。
この川の名前は「ライン川」。
ドイツ・オランダを流れ、北海に注ぐあの川です。





リヒテンシュタインを走る。





列車のスピードが落ちてきた。
ここが駅?





Schaan-Vaduz駅に到着。
ブックス駅からは1つ目、3分の旅路。
シャーン・ファドゥーツ駅には線路が1本だけ。
なぜかホームにも線路が1本(使えないけど)。
そして降りた客は5人だけ。
本当に田舎の駅だなぁ。
一所懸命調べてここまで来たのに、ここが国を代表する駅?
こんな駅だったとは予想外。





一応、2階建ての駅舎がある。
でもレストランとして使われているみたい。





ここシャーンは、リヒテンシュタイン最大の都市。
人口は約5500人。
真ん中に見えるのはリヒテンシュタインの中で最も大きい教会。





次は路線バスに乗って首都ファドゥーツだ。


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