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ブダペスト(現在の気象状況) |
☆ブダペスト滞在時間は90分! チューリッヒからのWIENER WALZER号は2時間以上遅れてブダペストに到着。 この後の予定では15:10分発の列車でウィーンに行く予定。 残り時間はわずかしかない。 90分以内に駅に戻ってこなければ! いくつか見ておきたいところがあったけど、全部カット! くさり橋だけ見て帰ってくるぞ! とにかく、急げぇ〜っ ≡ヘ(*`Д´)ノ 大きな地図で見る Budapest Keletii駅に隣接するKeleti Palyaudvar駅へ。 まずはここから地下鉄2号線に乗車する。 この形の電車はたぶんハンガリー製。 冷戦時代、ハンガリーで製造された電車が旧共産圏の各国に輸出されている。 旧共産圏の地下鉄にこのタイプの電車が多い。 Deak Ferenc ter駅で地下鉄1号線に乗り換える。 地下鉄1号線の開通は1896年(明治29年)。 ロンドンに次いで世界で2番目に古い地下鉄。 初期のロンドンの地下鉄は蒸気機関車が客車を牽引していた。 それに対しブダペストは最初から電車で開通した。 日本では前年に日本初の電気鉄道(路面電車)が京都に開通した頃。 ヨーロッパの鉄道はずっと進んでいたんだなぁ。 地下鉄1号線の電車はとても小さい。 幅は路線バスより狭いかも。 それに天井も低い。 背の高い人は圧迫感があると思う。 地下鉄1号線は1駅だけの乗車。 Vorosmaty ter駅で下車。 古い地下鉄なので地か深くなく、階段を1つ上がれば地上。 駅の上はヴェレシュマルティ広場。 広場の名前=駅名なんだけどね (^^;) 広場では2人のおじいさんが演奏中。 レンズを向けると、ばっちりカメラ目線。 ありがとう! あっ、コインを入れるのを忘れずに。 急げ、次行くぞー。 ドナウ川の畔に出てきた。 川に沿って市電の線路が通っている。 この辺りは世界遺産に登録されている地区。 (登録名『ブダペスト、ドナウ河岸とブダ城、アンドラーシ通り』) で、世界遺産に登録されたことを証明する記念碑がコレ。 一応は柵で線路と仕切ってあるけど、なぜこんな場所に記念碑が? 柵がなかったら線路の標識でしょ。 距離標とか勾配標とか停止目標とか。 あー、そこのボクぅ、線路の柵に座っていたら危ないよぉ。 市電が来た! バックはドナウ川とくさり橋。 うわー、すんごく乗りたいっっ!! 景色いいんだろーなー。 でも時間が無い。 急いでくさり橋に行くぞ! くさり橋が近付いてきた。 くさり橋を渡る前に。 袂にあるルーズヴェルト広場。 奥にある建物、すごそうだけどなんだか知らない。 んー、深く考えているヒマはない。 急げっ! ついに来ました、くさり橋。 さあ、ドナウ川を渡るぞ。 しかし、しかしである。 気になるのはドナウ川の川岸を行く市電。 ん〜、絵になるじゃないか。 いかんいかん。 くさり橋に集中しろ。 気持ちをくさり橋に戻してと。 くさり橋の主塔を見上げる。 開通した1849年当時、主塔と主塔の間(202m)は世界最長だったという。 くさり橋のちょうど中間からペスト地区(渡ってきた方向)を見る。 ハンガリー国旗が風にたなびく。 しかし・・・、 目の端で追っていたのは市電。 くさり橋を見に来たんじゃなかったのかーっ! 対岸であるブダ地区の方向を見る。 山の上は王宮だ。 予定では左側のケーブルカーに乗って王宮を見学するつもりだった。 それが列車の遅れで・・・。 感傷に浸っているつもりでも、実は・・・、 目の端で追っていたのは対岸を走る市電。 ドナウ川の両岸に市電が走っているのである。 この環境、酷だわー。 乗りたいのに乗れない、このジレンマ。 この気持ち、わかってもらえます? 最後は市電のアップで。 くさり橋の袂の停留所に停車中。 うぅ〜、乗りたい・・・。 ん? 残り40分しかないじゃないか。 うだうだ言っているヒマはない。 急いで駅に戻れぇ〜! ウィーン行きの列車に乗り遅れるな! HOME チューリッヒからの夜行列車に戻る ウィーンに行く 海外の鉄道 世界遺産 ハンガリー |
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