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ブルノ(現在の気象状況) |
☆ごめんなさい、「べた」なタイトルで。。。(>_<) 本当に、ちょこっとだけチェコにいったんです。 ちょこっとだけ。 ウィーンから列車で1時間半。 もうそこはチェコ。 そんなに近いなら、これは行っとくべきでしょ。 たったそれだけの動機でして。 ちょこっとだけ(しつこい?)チェコを覘いてきただけの旅行記です。 大きな地図で見る 本日の出発はWien Mitte駅から。 空港へ行くCAT(シティ・エアポート・トレイン)の始発駅でもある。 ただし、駅はただいま工事中。 切符売場は立っている場所の後ろ、プレハブ小屋で営業中。 それからそこのお兄さん。 驚いて目玉が飛び出ちゃったようだけど、自分の目玉が残っているよ。 ちゃんと隠すところは隠そうね。 駅のホームは地下にある。 この路線のメインはS-Bahn(Sバーン)と呼ばれる近郊電車。 ウィーン・ミッテ駅には5つの系統が乗り入れている。 そのおかげで写真のような電車が数分おきに発着している。 近郊電車の合間に一般の列車も走っている。 到着したのはRegionalzuk(レギオナルツーク)のHohenau行き。 2時間おきに運転されているこの普通列車に乗ってチェコを目指す。 今回は普通列車で行ったけど、プラハ行きなどの国際列車も走っている。 2階席の車内。 朝の下り列車のせいか車内はガラガラ。 ウィーン・ミッテ駅を出ると列車はすぐに地上へ上がる。 そして町の中をしばらく走るとドナウ川を渡る。 昨日ブダペストで見たドナウ川とはまた違った景色。 ウィーンの町から出ると列車は畑の中を走っていくのみ。 周りに何も無い小さな駅にもこまめに停車していく。 1時間10分ほどで終点Hohenau駅に到着。 ここから国境を越えてチェコのBreclav駅へ行く列車に乗り換える。 右側に停まっている1両のディーゼルカーがBreclav行き。 これがオーストリアとチェコを結ぶ国際列車? 予想外だ・・・。 15分ほどでBreclav駅に到着。 チェコに到着〜♪ ところで「Breclav」って読めます? 読み方は「ブジェツラフ」。 ちなみに発音は今でも不明。 車掌さんに「どこまで?」と聞かれ、 「ブジェツラフ」「?」「ブジェつラフ」「?」・・・。 3回目でようやく理解してくれたほど。 駅舎はそんなに大きくない。 でもこの裏とホームが工事中。 駅舎から直接ホームと出入りができない状態。 この左手にある仮設の通路を通り、ホームの先端から出入りする。 発車ギリギリで駅に来たら乗り遅れ間違いなし。 それではちょこっと町を散策しよう。 これは駅前ロータリーの中にある教会。 なぜそんな所に? 駅よりも教会が先にあったのか? 便利だからと後から教会を作ったのか? 駅前から延びる遊歩道を歩いてみよう。 噴水発見。 さかなクン、口からじゃなくて尻尾から水を出すんだね。 ずいぶんと器用なことをしなさる。 ま、まさか、ケ●の穴から!? 耳の後ろが痒いんだぁーーっ! (魂の叫び) 遊歩道はこれで終わり。 その先は何もなさそう。 次の列車の時間もあるし、駅に戻ろうか。 駅に戻ってきた。 構内には鼻血が出るほどステキな車両が並んでいた。 いや、こういうのが好みなんです(ポッ) まずは左から。 ローカル線に良く似合う小っちゃなディーゼルカー。 日本で言えば1960年代のようなデザイン。 シャープさの無いところがいい。 右のディーゼルカーもなかなか。 流線型で速いんだぞ!と言う雰囲気を醸しつつ、実際は重そうな。 窓ガラスのラクガキは残念だけど、ぬぼーっとした感じがステキです。 そして真ん中。 前が動力車(レールバス)で後ろがトレーラー。 前のレールバスはチェコのタトラ社製M131という形式。 1948年(昭和23年)製というから、今年で60歳。 それでは後ろのトレーラーから車内に入ってみよう。 もう、入口のステップだけで鼻血が出そう。 木製のドアなんて最高じゃないですか。 あ、いかん。 デッキだけで鼻血が。 渋い。 渋すぎる。 車内は・・・と。 こ、これは! いや、堪らんわい。 木製のベンチがいい味じゃないか〜。 網棚もいいぞぉ それでは先頭のレールバスに移ろう。 連結部分に萌え萌え。 くー、堪らん。 なんだ、この渋さは。 ステップを上がるとそこは運転席。 すげーカッコいいっ! これで動いちゃうのか! イスなんか学校にあるヤツみたいで最高! 車内は・・・、 すごくいいっ! なんでこんなに左右非対称の座席なんだ! 堪らんねー。 ああ、こんな列車が走っていたなんて。 まったくの予想外。 時間に余裕があったら乗って行きたい。 だけど次の列車がぁぁ。 後ろ髪を引かれる思いで列車を降りる。 すると隣に停まっていたディーゼルカーに1両増結されていた。 そのお顔がまたなんとも。 数十年前のモダニズムというか。 当時は最先端だったんだろうけど。 ブジェツラフ駅の隣は工場。 何の変哲も無い町だと思っていたのに。 こんなに鉄分の濃い町だったなんて。 奥に停まっている電気機関車の廃車体も渋いっす。 ※帰国後に調べてみると、ブジェツラフは鉄道の要衝であることが判明。 短いチェコでの滞在はこれで終わり。 次に乗る列車が到着した。 この列車はプラハ発ブダペスト行きEC(ユーロシティ)JAROSLAV HASEK号。 チェコ・スロバキア・ハンガリーの3カ国を走る国際列車だ。 昨日の観光の時間が短くて涙を呑んだブダペストにもう一度・・・、 という訳じゃなくて。 次はスロバキアの首都ブラチスラヴァだ! HOME ブダペストに戻る スロバキアに行く 海外の鉄道 チェコ |
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