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ブエノスアイレス(現在の気象状況)
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■その7 地下鉄A線に乗車 【アルゼンチン】
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☆日本の地下鉄のモデルになった路線。
ブエノスアイレスを走る丸ノ内線や名古屋市営地下鉄の電車も楽しみだったけど、もう一つ乗っておきたかったのがこの地下鉄A線。
今から80年以上も前、日本で最初の地下鉄を東京に建設しようとしたときのこと。
当時、建設の前に視察団が訪れたのがブエノスアイレス。
そのときこの町を走っていたのが地下鉄A線。
この地下鉄A線がモデルになり、1927年(昭和2年)、東京地下鉄道(現在の東京メトロ銀座線)が浅草〜上野に開通するのである。
地下鉄A線は1913年(大正2年)に開通。
そして、その開通した当時の電車が今でも現役で走っている。
というより、A線で走る電車のほとんどが開業当時から走る電車!
日本の視察団が当時、見たり乗ったりしたのはこの電車。
その電車に今でも気軽に乗ることができるのである。
これは乗らないと!!
まずはPeru駅へ。
タイル貼りの壁の模様がレトロ。
奥にある木造の小屋は切符売り場。

自動改札機もレトロな感じ。
真ん中の自動改札機は新しいけど、これはICカード乗車券対応の自動改札機。
タッチすれば改札を通れるスグレモノの乗車券。
私のPASMOでは通れませんが。
後ろの電車が物凄いレトロだけど、乗車券は最新システムが導入されていたりする。

ホームにある売店も、なんとなく優雅な感じです。

壁には古い広告。
いったい何十年前の広告だろう。

そして、古そうな体重計。
なぜか有料。
カネを払ってまで駅のホームで体重を知りたいですか?

それでは乗車しましょう。
前から2番目のドアに立っているおばさんは車掌さん。
あの場所にスイッチがあって、他のドアを閉める→自分のところのドアを閉める→発車!という手順。
面倒だなーと思うかもしれないけど、あの台湾新幹線も同じ手順。

終点のPrimera
Junta駅。
旅行した時点では、ここから2駅先のCarabobo駅まで延伸工事中。
(2008年3月開通予定)

ここでゆっくり古い電車の観察をしよう。
正面をアップで。
御年90歳以上の電車ですよ( ´∀`)
トシの割には、おでこのヘッドライトがシンプル。
(実はワケあり)
そういえば、テールランプがない。
後ろ向きになったときの赤いランプが。
その代わりなのか、トラ模様の警戒色。
そして、角には蛍光色の黄色。
地下鉄A線は全線地下だから、こんな色しても後ろの電車に見えないと思うけど。
でも、別の場所で役に立っているのです。

それでは改めて車内へ。
ドアが木製だねぇ。
取っ手が付いているけど、これは開ける時は手動だから。

壁も座席も木製。
そして、天井の照明はランプが2列に並んでいる。
ランプはかわいいカバー付き。
よく見ると柱の付け根にも装飾がしてあったりする。
これが21世紀を走る地下鉄?
保存車じゃなくて、現役バリバリの電車?
信じられない・・・。

車内からホームを見ると、こんな感じです。
21世紀の地下鉄とは思えぬ光景。

そして、一番前(運転席のすぐ横)にあるランプ。
天井からぶら下がっているけど、壁にぴったりくっついているようなもの。
なぜこんな不自然な場所に?
室内灯なら、こんな角に付けなくても・・・。
ヒントは壁にくり抜かれた丸い穴。
そこにガラスがはめられてますね。
4枚前の写真を思い出してみましょう。
おでこのヘッドライトの形・・・。
気付いたかな?
このランプはヘッドライト兼用。
もちろん、こんなんじゃ電車の前はほぼ真っ暗。

運転席。
色・艶・形、渋いわぁ(n‘∀‘)η

地下鉄A線には新しいタイプの電車もある。
あるけど、ほとんどお目にかかれない。
こっちの方が希少価値あり!?

次は終点の駅から伸びる線路を追跡しよう! |
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