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ソウルの路面電車を見よう

■その1 開業時の路面電車を見学  【韓国】


1899年(明治32年 大韓帝国では光武3年)から1968年(昭和43年)までソウル市内を走っていた路面電車。
最大で約40kmの路線があったが、日本と同じく渋滞に巻き込まれ採算が悪化。
全線が廃止されたが、保存された車両は2両のみ。
そんなに邪険にしなくてもいいじゃないか・・・。

実際に走っていた路面電車を見に行く前に、レプリカの路面電車を見に行こう。
場所は景福宮にある国立民俗博物館の横。







正面の入口から景福宮には入らず、東側の道路を歩いていく。







ここが国立民俗博物館の入口。







敷地内には大きなトルハルバン(石製の爺さん)があちこちに立つ。







その爺さんたちの中に、こんな石(いわゆるアレですな)も。
「対」になるヤツは立っていませんでした。







これが国立民俗博物館の建物。
お城のような建物に吸い込まれそうだが、レプリカの路面電車は建物の横。







これが国立民俗博物館の横にあるレプリカの路面電車。
ソウルの路面電車は当時の国王(日清戦争後は皇帝)が宮廷から陵墓への参拝するのを目的にアメリカ主導で建設され、最初から一般車と貴賓車が在籍していた。
この電車はソウルで最初に走った路面電車を模したそうだ。
扉のないオープンスタイルのこの形は、今もサンフランシスコで走るケーブルカーのスタイルに通じるものがある。
ただちょっとステップが多すぎのような気がするが。







オープンデッキにある座席は背中合わせに外側を向く木製のロングシート(?)。
長さの短い室内もロングシートで、その入口の上には路線図が掲げられている。







室内から前方のデッキを見る。
木製のシートが2つに別れ、その間に運転士が立っているが・・・、







これ、本当にこんな形だったのか!?

床から延びるレバー、いったいなんだ?
足元にあるのはアクセルペダルのつもりか?
こんな運転台、見たことないぞ。
100年以上昔の路面電車で、これはないだろ。







屋根上に取り付けられた鐘とヘッドライト。
ヘッドライトは中身がなく、深鍋が付いたみたいだ。







床下の台車は最近廃車された貨車からの流用か?
少なくとも電車の台車ではないな。







レプリカの路面電車の近くには古いソウルの街並みが復元されている。
ただし店の雰囲気から、この街並みは1960年代だろうか。
レプリカの電車が走っていた時代とは全然違うけど、雰囲気はバッチリ。




次は実際にソウルを走っていた路面電車の保存車を見に行こう

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