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2010.1  



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ソウルの路面電車を見よう

■その2 日本統治時代の電車を見学  【韓国】


続いては実際にソウルで走っていた2両の路面電車を見に行こう。
まずは景福宮の前から延びる世宗路を南へ。







光化門十字路を右に行くと、路面電車を保存しているソウル歴史博物館が見えてきた。







ソウルを走っていた路面電車と対面!
この電車は1930年頃(昭和15年頃)に日本車輌で製造された300形。
約100両が製造されたうちの1両だ。
この深緑とクリーム色の塗装は戦後のものらしい。







国立民俗博物館にあったレプリカと違い、この台車はホンモノ。







路面電車が置かれているのは博物館前の歩道の一角。
撮影する角度を工夫すれば、道路を走っているような写真を撮れるかも。







今回は残念ながら車内の見学はできず。
日中は約1時間おきに見学時間が設けられているのだけど、ちょうど終わったあと。
仕方ないので窓から車内を覗いてみた。







続いては国立ソウル科学館へ。
最寄り駅は地下鉄4号線大学路駅。
ここにもう1両の路面電車が保存されている。







国立ソウル科学館の駐車場に保存されている300形。
ソウル歴史博物館にある路面電車と同じ形式だ。
他の形式の電車もあったのに、なぜ同じ形式だけを保存したのか・・・。
ソウル歴史博物館のは方向幕があったけど、ここのは方向板を使用。
ちなみにこの塗装は、新製直後のものらしい。







正面下部の車号とヘッドライト。
ヘッドライトの横の社章は京城電気のもの。







中央の扉が開いており、車内の見学は自由。
・・・だと思ったら、柵がしてあって車内には2歩しか入れない。







車内はキレイにしすぎでちょっと雰囲気が・・・。
吊り革がなくなり、座席も板張りになってしまっている。







横から覗いてみた運転台。
マスコンとブレーキの残骸があるのみ。







路面電車の横には蒸気機関車も保存されている。
1899年(明治32年)アメリカ製の蒸気機関車で、水仁線で使用されていた。




韓国ではソウルの他に釜山でも路面電車が走っていた。
釜山もソウルと同じ1968年(昭和43年)に全線廃止されたが、ここで保存された電車は1両だけらしい。
その1両は東亜大学校の敷地内にあって非公開だったのが、新しいキャンパスのオープンに合わせて公開される予定。
公開の折にはぜひ訪れてみたい。

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