2009.9  



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■その8 ニューヨーク交通博物館B  【アメリカ】


それでは保存車両見学の後半戦スタート!
おっと、閉館時間がせまってきているようだ。
急がねば・・・。


この電気機関車はSBK Steeplecab 5
サウスブルックリン鉄道South Brooklyn Railway(通称SBK)の電気機関車だ。
SBKはニューヨーク州都市交通局傘下の貨物鉄道で、現在も営業しているらしい。
この機関車は1910年(明治43年)製。
ちなみに後ろに見える黄色の車体はDiesel Locomotive 10。
1959年(昭和34年)製のディーゼル機関車で、保線用と思われる。
保存スペースが足りなくて、ホームには頭半分しか入らない状態。







次は反対側の乗り場へ。
BMT路線のR30型8506
1960年(昭和35年)から260両が製造され、1993年(平成5年)引退。


※1両119227ドル(新製時のお値段)





床のタイルの模様や配色は違うけど、R33型WFと似た車内。
IRT路線と比べて車両が大きいので扉の数が片側4箇所に増えている。







BMT路線のR16型6387
1955年(昭和30年)から200両が製造され、1987年(昭和62年)引退。







外観の塗装は重たそうなのに、車内の雰囲気は全然違う。
なんとなく近未来的といったような雰囲気。
古いヒーローもののテレビ番組に出てくる宇宙基地のような・・・。
戸袋部分の無駄に前に出ている広告枠といい、冷たい感じが基地のイメージ。








ギラギラと光るこのステンレス製車両はBMT路線のR11型8013
1949年(昭和24年)から10両が製造され、1977年(昭和52年)引退。
ニューヨーク地下鉄初のステンレス製車両で、400両製造される予定だった。







特徴的なのは側面の窓。
仕切りが太すぎる。
扉には丸窓が配され、デザインに凝ったのだろう。
こんな電車を戦後わずかな時に作れるなんて・・・。







BMT路線のAB Standard型2204
1914年(大正3年)から10年に渡り950両が製造された。
外観の特徴は扉。
両開きに見えるけど真ん中に柱があり、片開き2枚が1セットになっているのだ。







1箇所2枚の扉はラッシュ時は両方使い、閑散時は片方を締め切り補助席を降ろす。
座席はたくさんの人が座れるようになっていて、横向きの席は1列5人分ある。
写真には無いけど、運転席の横には無理やり付けたような座席もある。








BMT路線のD-type Triplex型6095A-B-C
1925年(大正14年)に試作車が登場し、1927年(昭和2年)に量産車が登場。
3両1セットの連接車で、121編成が製造された。







AB Standard型のような意欲的な客室設備に比べ、落ち着いた車内。
扉も1箇所につき片開き1枚になっている。







普通の鉄道車両であれば1両に2つの台車、3両なら6つの台車が必要。
この車両は連結部分の下に台車が配置され、全部で4つの台車が3両を支える。







なぜか地下鉄の電車の間に挟まれているロングアイランド鉄道Long Island Rail Road(通称LIRR)の車掌車。







IND路線のR1型100
1930年(昭和5年)から300両が製造され、1970年(昭和45年)引退。
ニューヨーク市が最初に発注した車両だ。







横向き座席の背ずりが大きくなり、手すりも増設された。







IND路線のR4型484
1932年(昭和7年)から2年間で500両が製造された。


※1両30633ドル(新製時のお値段)





R1型と比べると明るくなった車内。
照明も裸電球からカバー付きに変わった。







IND路線のR7A型1575
1938年(昭和13年)から100両が製造された。
この車両は扉が閉められ、車内の見学はできず。




おっと、残念ながらここで閉館時間になってしまった。
明日は日帰りでワシントンへ行こう!

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