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バンコク(現在の気象状況)
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ブルートレインに乗ろうU
■その3 バンコクに到着 【タイ】 |
おはようございます。
いや〜、ちょっと寒かったけど、よく眠れました。
朝食を食べようか。
ということで、またまた食堂車へ。
朝の風が気持ちいいな。
斜め前の席、車掌さんもくつろいでいる。
外の流れる風景を見ながら朝食ができるのを待つ。
今日も暑くなるのかなー。
小さな駅に停車。
朝食はまだできてこない。
この空気を味わっていたいから、ゆっくりで構わないけどね。
やっとできたよ。
いただきまーす。
目玉焼きを突っつきながら、前の方に連結されたブルートレインを眺める。
バンコクが近くなってきた。
時間も朝の通勤ラッシュのころ。
踏切を待つ人がいっぱいだ。
そんな景色を、甘いコーヒーをすすりながら眺める。
ごちそうさま。
さて、自分の車両に戻ろうか。
チャオプラヤー川を渡る。
ここまで来れば終着駅はもうすぐ。
バンコク都内をラストスパート!
なんて言いたいのだけど、ここからがゆっくり。
サムセン駅に停車。
ここが最後の停車駅。
乗客もほとんど降りてしまった。
サムセン駅を出発したけど、途中で止まってしまった。
信号は赤。
その先を見ると自動車やバスが線路を横切って行く。
そう、バンコク都内は鉄道よりも自動車優先なのだ。
自動車の流れを見て踏切係が遮断棹を下ろすのだ。
チットラダー宮殿の横にある、王室専用ホームを通過。
日本にも同じように山手線原宿駅に皇室専用ホームがある。
線路脇に住居が建て込んできた。
これが見えれば終点フアランポーン駅はもうすぐ。
フアランポーン駅北側にある操車場を通過。
留置車両の中に元・JR西日本の12系客車を発見。
フアランポーン駅に到着した急行第84列車。
定刻より約15分遅れで到着。
昨夜の1時間遅れが15分にまで縮まるなんて。
やるじゃないか、タイ国鉄。
少なくなっていた乗客が降りたあと、車内で使われたシーツやタオルケットを下ろす作業が始まった。
また今夜の列車のために準備が始まるのだろう。
現在はバンコク〜トランの夜行急行列車だけに使われているけれど、近い将来は他の夜行列車でもブルートレインが見られるはず(希望的観測)。
その理由は今年始め、追加でタイへ渡ってきているブルートレインがいるから。
東京〜下関を結んでいた寝台特急『あさかぜ』の車両がリニューアルを終え、フアランポーン駅北側の操車場に留置中だ。
どの列車に使われるのだろう。
昔の東京駅や上野駅のように、バンコクでブルートレインが並ぶ姿を見てみたい。
次は地獄寺ワット・ムアンでお祈りしよう。
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