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タイのローカル線に乗ろう
■その1 ナムトク線に乗車@ 【タイ】
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戦時中に建設され、タイとビルマ(ミャンマー)を結んでいた泰緬鉄道。
インド洋に制海権がなかった旧日本軍が、ビルマに物資を運ぶために建設した。
元々はイギリスが建設を断念していた路線だった。
建設には6万人以上の連合国捕虜と数十万人の地元労働者が従事していたが、突貫工事による劣悪な労働環境で、マラリアやコレラにかかり多数の死者が出ている。
また、クウェー川鉄橋の建設を舞台にした映画「戦場にかける橋」が撮られた。
(あくまでも映画なので史実ではなく、違う場所で撮影されている)
1943年(昭和18年)10月に全通した泰緬鉄道はそのほとんどが廃線になり、現在はタイ側に一部がタイ国鉄ナムトク線として残るのみ。
今回はバンコクから日帰りでナムトク線を往復する旅。
まずはナムトク行きの列車が出るトンブリー駅に向かった。
ここはスカイトレインのシーロム線サバーン・タクシン駅。
電車の正面に貼られた大きなシールは、開通10周年の記念マーク。

サバーン・タクシン駅に隣接したチャオプラヤー・エクスプレスボート乗り場。
ここから船に乗ってナムトク行きの列車が出るトンブリー駅を目指す。

サバーン・タクシンから30分弱でロット・ファイに到着。
ロット・ファイとは、タイ語で汽車のこと。
かつては桟橋の目の前がトンブリー駅だったけど、再開発で駅は移転。

桟橋の前からソンテウ(ピックアップトラックを改造したバス)で5分。
トンブリー駅は小さな駅。
現在はこんな姿だけど、かつてはタイ南部へ向かう列車のターミナル駅だった。

まずは乗車券を購入。
終点ナムトク駅まで片道39バーツのところ、特別価格100バーツ!
これはナムトク線を維持するための特別運賃とのこと。
5時間近く乗って300円以下なのだから、特別運賃でもかなり安い。

ただいま隣のホームでは客車の清掃中。

ナムトク行きの列車が入線した。
観光客が次々と乗り込む。

ナムトク行きの車内。
冷房は無く、天井で扇風機が回るだけ。
編成は先頭からディーゼル機関車1両、3等客車4両、荷物車1両。

所定は7:45発だけど、30分ほど遅れてトンブリー駅を発車。
南本線と合流するタリンチャン・ジャンクション駅までは単線。

タリンチャン・ジャンクション駅から南本線の複線区間に入り、順調にとばす。
タイ南部から来たフアランポーン行き夜行列車とすれ違う。

ナコーンパトム駅からは単線区間へ。
そしてノーンブラドゥック・ジャンクション駅で南本線と分岐、ナムトク線に進んでいく。

ナムトク線に入って最初の駅では牛さんがお出迎え。

すっかり田舎になったナムトク線。
線路が貧弱なので列車のスピードは遅くなり、乗り心地も悪い。

そして困るのが線路脇に生えた背の高い雑草。
客車に容赦なく当たり、葉っぱの切れ端が容赦なく車内に入ってくる。

カンチャナブリー駅に到着。
遅れは増大し、1時間近くの遅れに。

カンチャナブリ駅では客車を前に5両増結。
そしてナクトク線最大のハイライトへと続く。
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