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2009.11  



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タイのローカル線に乗ろう

■その2 ナムトク線に乗車A  【タイ】


カンチャナブリ駅では5両の客車が隣の線路に停車中だった。
外国人ばかりの乗客も乗っている。
すると今まで牽引してきたディーゼル機関車が客車の入換えを始めた。







トンブリー始発の客車の前に隣の客車を連結し、全部で10両に。
この先、観光客が大勢乗ってくるので増結したのだ。
出発準備が整ったら駅員さんが緑の手旗を振って出発!







すっかり長くなった編成でナムトク駅へと向かう。







TOILET駅。
じゃなくて、クウェー川鉄橋駅に到着。
ここからさらに欧米人の観光客が乗ってくる。







駅を出発するとすぐに鉄橋へ。
鉄橋手前の両側には砲弾。
ここがクウェー川鉄橋
最初は仮設の木橋で、鉄橋が完成したのは1943年(昭和18年)5月。
何度も爆撃を受けたが、木橋の方も使って列車の運行を続けたそうだ。
ちなみに元の川の名前はメークローン川。
映画「戦場にかける橋」でクウェー川が有名になったので、川の名前を変えたそうだ。







川面にはコテージが浮かぶ。
あそこから眺める列車もよさそうだけど、途中下車したら日帰りで全線乗車は不可能。
ここを走る列車は3往復だけ・・・。







続いて列車は切り通しへ。







ゴツゴツした岩盤の間を通る。
巨大な1枚岩を掘削して作ったここ(多分)がヘルファイヤー・パス
かなり深く掘り下げているけど、ここをトンネルにしなかったのは高い湿気でコンクリートが硬化してしまうためにできなかったそうだ。







またしばらくのどかな風景の中を進む。







タキレン駅からさらに観光客が大量に乗車。
ここまで観光バスで来て、ナムトク線最大のハイライトだけに乗車するようだ。







ナムトク線最大のハイライト、アルヒル桟道橋
クウェー川に沿って木造の橋が架けられ、列車がゆっくりゆっくり通る。







アルヒル桟道橋の架かる場所は断崖絶壁。
川の反対側の車窓には岩肌がギリギリにせまる。







アルヒル桟道橋を過ぎると、すぐにタムクラセー駅に到着。
ここでほとんどの観光客が下車。
駅前で待っている観光バスへと向かっていった。






雨が降ってきた。
列車はナムトク駅へラストスパート。







終点ナムトク駅に約1時間遅れで到着。
すでに折り返しの時間は過ぎている。
機関車の付け替え作業がすぐに始まった。







いつトンブリー行きの列車がでるかわからない。
とりあえずナムトク駅の駅舎の写真だけ撮り、すぐに車内へ逆戻り。







帰りは最後部のデッキからアルヒル桟道橋を。
本当に崖にへばりついて線路が通っている。




最後に、ナムトク駅へ戻ったときには2時間以上の遅れでした・・・。
明日はマハーチャイ線とメークローン線に乗ろう。

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