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アランヤプラテート(現在の気象状況)
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カンボジアへ日帰りで行ってみよう

 バンコクから列車とバスで国境越え  【タイ・カンボジア】


☆カンボジアの滞在時間30分。

バンコクから約250km、カンボジア国境の町アランヤプラテートがある。
その国境を歩いて越え、カンボジアのポイペトまで日帰りの旅。
ポイペトにはカジノがあるそうだが、そんなヒマもなく。
カンボジアに入ったらすぐにタイに戻らねば。
ほんのちょこっとだけカンボジアを見てきました。




ただいまの時刻は朝6時前。
バンコクのスタート地点はタイ国鉄東線アソーク駅。
すぐ横では空港連絡鉄道のマッカサン駅が建設中。
だけどこのアソーク駅、ガイドブックの地図にも載ってない。






↑↑ファランポーン(バンコク中央)駅方向
↓↓アランヤプラテート駅方向






アソーク駅は線路が1本だけの無人駅。
駅員さんはいないけど、踏切係さんはいます。

こんな簡素な駅だけど、実はとても便利な場所。
道路標識の矢印↓の下にあるカーブした屋根、あれは地下鉄ペッチャブリー駅。
アクセス至便なこの場所、将来は空港連絡鉄道と地下鉄の連絡駅になる予定。





航空写真で見ると、上の方で左右に走る茶色のスジがタイ国鉄の線路。
踏切の所がアソーク駅で、地下鉄の駅を挟んで南側には運河ボートの船着場もある。




大きな地図で見る


朝焼けの空が青くなった頃、アランヤプラテート行きの普通列車が到着。
アランヤプラテート行きは早朝と午後の2本だけ(反対方向も同じ時間)。
この列車を逃すと日帰りはできない。






さあ、列車に乗ろう。





列車に乗ったらまずは朝ごはん。
車内で弁当売りのおばちゃんからチャーハンを購入。
チャーハンの下にレンゲとナンプラーの袋が隠れてます。






普通列車は小さな町の駅をいくつも停まりながらゆっくり進む。





小さな町を抜ければ、後はずっと田んぼ。





車内はずっと満席のまま。
途中で警察官が乗ってきて身分証明書のチェックがあった。
パスポートを見せたらチラッと見ただけで「サンキュー」。
隣のインド人には根掘り葉掘り質問していたのに。
日本のパスポートはありがたいなぁ。


そして終点アランヤプラテート駅に到着。





駅前に出たらトゥクトゥクやタクシーの呼び込みも混ざって大混雑。
みんな行先は同じだ。






トゥクトゥクに乗って国境へGO!





ゴールデンゲートプラザ。
ここでトゥクトゥクから降ろされてしまった。
運ちゃんはこの奥を指差し、「ボーダー」
え? よくわからんけど、行ってみるか!






航空写真の真ん中を縦に貫く緑の帯が国境。
行ったときにこういうの見られたら便利だったのに・・・。




大きな地図で見る


当時は国境付近の地図などは手元にもなく。
トゥクトゥクの運ちゃんが指差した方向へ歩き出す。
道は真っ直ぐではなく、曲がり角で迷っていたら通りすがりの人が教えてくれた。






タイ側のイミグレーションに到着。
左側の長い列はタイ人専用。
カジノに行く人が長蛇の列を作っている。






タイの出国スタンプを押されカンボジアへ。
この橋の真ん中が国境だ。






国境の橋から使われなくなった鉄橋が見える。
あの鉄橋には1970年代までバンコクからプノンペンを結ぶ国際列車が走っていた。
カンボジアがクメール・ルージュ政権になってから運行が停止されたそうだ。
復活させる計画があるそうだが、実現するのだろうか。






アンコールワットぉぉ〜(^-^)

アランヤプラテート〜ポイペト国境を紹介するときに使う写真の定番中の定番。
確かに、カンボジアに来たぞ〜ってなるなぁ。






今回はカンボジア・ビザを持っていないので、ここの横にある事務所で取得。
申請書に写真を貼り、パスポートと1000バーツを一緒に窓口へ提出すると、
「1分待て」
ホントかよ〜?
で、ベンチに座って待っていたら、3分後には「できたぞ」
ウソだろ、仕事はえぇー!! 
カンボジアらしくねぇぇー!!


ビザも取得できたし一安心。
でもまだカンボジアのイミグレーションはずっと先。
この辺りの建物はみんなカジノ。






カンボジア側のイミグレーションを出たところ。

ここのイミグレーション、狭くて暑い!!
エアコンが無い建物の中に行列ができているし・・・。
近くにトイレがあるのか、香ばしいニオイが時たま流れてくるのが素敵(T_T)
もちろん、入国スタンプを押してくれる人がいる窓口の中はエアコン付き。






やっとカンボジアに入国。
ここはイミグレーションの前のロータリー。
真ん中に立つあの像のお方、誰だかわかりません。






この道を通って旅行者はアンコールワットに行くんだな。
私は速攻タイに逆戻り。





ポイペトにはまったく用事のない私(^。^;
ロータリー1周したらすぐにイミグレーションへ。
「DEPARTURE」と書かれた建物の中に見える窓口、あれが出国審査場。
窓口に寄って出国スタンプもらって、横の道路を歩いていくだけ。
ぜーんぜん緊張感なし。
実際、リヤカー引く人はノーチェック!






再びタイのイミグレーションに向かって歩き出す。
道路はリヤカーで渋滞中。
過積載にも程があるだろう。






もうタイのイミグレーションに帰ってきてしまった。
この入国審査場はテント張りで開放的。






無事タイに再入国。
またトゥクトゥクに乗って今度はアランヤプラテートのバスターミナルへ。
実はバンコク行きの最終列車はとっくに出たあと。
さっき乗ってきた列車が折り返し最終列車になるのだ。
という理由なので、帰りはバス。






外見はキレイそうなバスだけど、中は結構へたってます。





途中で日が暮れ、外は真っ暗に。
たくさんのバス停を丹念に停まりながらバンコクを目指す。






最後は渋滞に引っかかったけど、バンコク北バスターミナルに到着。
だけど都心部まではまだまだ。






都バスの乗り場を探してバスターミナルを彷徨い歩く。
長距離バスとは離れた場所に都バスのターミナルを作りやがって・・・。

ようやく見慣れたバンコクの都バスにめぐり合う。





乗るのは左のエアコンバス?
それとも右のノンエアコンバス?

やっぱりノンエアコンバスでしょう!
うるさいエンジン音、窓から入ってくるぬるい風。
バンコクに来たらコレですよ。






そしてまたバンコクの渋滞にはまる・・・。

2006年12月


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