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バルセロナの北西部に位置するティビダボ。 標高５１２ｍの山の上には遊園地がある。 バルセロナ中心部からそこに行くには３つの鉄道を乗り継いで行かなければならない。 起点はカタルーニャ広場。 地下にあるカタルーニャ公営鉄道の駅からL7（7号線）に乗車。  カタルーニャ広場Pl.Catalunya駅から約１５分で終点Av.Tibidabo駅に到着。 ちなみに７号線は全線地下。  Av.Tibidabo駅から地上に出て、信号を渡ったところから古い路面電車が出発する。 停留所の名前はPlaca Kennedy。 冬季は週末だけの運転だが、お客さんが大勢待っている。 運転士さんがポールの向きを転換中。  この６号電車は１９０４年（明治３７年）製。 リニューアルされたとは言え、１世紀以上生きてきた電車だ。  ６号電車はデッキまで満員になり発車。 ティビダボ通りの緩い坂を登って行く。  １０号電車とすれ違う。 ６号電車より古そうに見えるけど、リニューアルがされていないだけで同い年。  左側へ車庫への線路が分岐。 車庫の中には夏季だけ走るオープンカーがいるはず。  ダルト通りを越えると勾配が急になり、カーブが続く線路を登って行く。  勾配が緩くなった先が終点Placa del Doctor Andreu。 途中にいくつかの停留所が設定されているけど、赤信号以外ノンストップでした。  山の中腹にある終点に到着した６号電車。  停留所の目の前にあるケーブルカーの駅。 １９０１年（明治３４年）に開通した古い路線だ。  改札口から見たケーブルカー。 実はこのとき１つしかない切符売場は長蛇の列。 車内も大混雑、お客さんを積み残して発車した。  混雑した車内で外もよく見えず、じーっと耐えて終点Tibidabo駅に到着。  山の上にあるTibidabo駅の駅舎。 目の前は遊園地、後ろには観覧車も見える。 自転車に乗っている人がいるけど、ここまで坂道を上がってきたの？  もちろん？遊園地で遊ぶこともなく、すぐに下る電車で折り返し。 こんな時間に帰る人は少なく、車内はガラガラ。 扉ごとに壁で仕切られ、車内を行き来することはできない。  先頭から見るバルセロナの街並み。 せっかくのこの景色も、行きには見られなかったんだよなぁ。  次はサッカー観戦。 中村俊輔が所属するエスパニョールのRCDスタジアムへ。 |
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