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嘉義(現在の気象状況) |
☆御来光を見に行くためだけの路線。 阿里山森林鐵路祝山線は、阿里山駅から祝山駅の6.25kmを結ぶ1986年 (昭和61年)1月に開通した路線。 祝山で御来光を見る観光客のためだけに運転されている。 列車の運行は日の出の時間に合わせて時間が変動。 日の出1時間前に阿里山駅を発車し、復路は日の出の数十分後に発車する。 基本は1往復のみの運転で、休日などは増発される。 阿里山にあるホテルも、この列車に合わせモーニングコールをしてくれる。 というより、頼まなくてもホテルから「●時にモーニングコールするよ!」 今朝の起床時間は3:30! 当然窓の外は真っ暗。 顔を洗って阿里山駅へ。 駅前では防寒着を売る車が出ていた。 朝4時。 少し冷える阿里山駅に人々は集まってきていた。 まずは乗車券を購入。 往復でNT$150。 日本でこういう観光列車があったら、もっと高いだろうな。 乗車券を買ったら2階の改札口へ。 2階に来てビックリ! なんだ、この行列は!? 切符売場は空いていたのに。 個人で切符を買わない団体客が大勢並んでいるようだ。 ホームは列車の到着を待つ乗客でいっぱい。 祝山行きの列車が入ってきた。 席がほぼ埋った状態で阿里山駅を発車。 発車直前まで賑やかだった車内も、発車後は静かに。 暖房も無いから冷えるし、なにより眠いし・・・。 じーっと祝山駅に着くのを待っている。 このあと沼平駅にも停車し、座れない人も出た。 祝山駅(標高2451m)に到着。 ここが台湾で一番高い所にある駅だ。 (JRで一番高い駅は小海線野辺山駅1345m) 出口へと向かう人の波。 駅前には朝早くから屋台が出ている。 というより、駅自体がこの時間しか営業していない。 まだ暗い道を展望台へ。 観日台に着いたころ、空が明るくなってきた。 が、その空は・・・、 雲がどんより。 雨までぽつぽつ降ってきやがった。 カメラを構えている人もあきらめ顔。 日の出の時間は過ぎました。 帰るべさ。 せっかく早起きしてきたのに・・・。 せっかく阿里山まで来たのに・・・。 駅前の屋台は最後の追い込み中。 あまり繁盛していないみたいだけど。 みんな笑顔も無いまま改札を受ける。 祝山線の列車も阿里山号と同じで、麓側にディーゼル機関車を連結。 そして列車の真ん中にもディーゼル機関車を連結していた。 なんか変なつなぎ方だけど? 祝山線の列車は基本編成が阿里山側から機関車1両+客車4両。 今日は基本編成を2本つなげているため、真ん中に機関車がある状態。 客車は祝山線専用。 1日の運用は阿里山〜祝山1往復のみ! 走行距離が1日12.5kmだけなんて。 帰りの車内も静かなまま。 日の出は見られなかったし、眠いし・・・。 列車の揺れも眠気を誘う。 阿里山駅に帰ってまいりました。 みんなうつむいた顔で改札口へ。 ホテルに帰ってもう一度寝るとするか。 そのあとで檜木列車に出撃だ! HOME 森林鐵路に戻る 檜木列車に乗車 海外の鉄道 台湾 |
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