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嘉義(現在の気象状況) |
☆台湾ヒノキを使用した木造客車。 檜木客車は2005年(平成17年)に観光列車用として新製された。 台枠などは鋼鉄製だけど、車体は木製。 その使用されている木はなんと台湾ヒノキ。 ヒノキの木目模様を生かした車両に仕上がっている。 祝山で御来光を見に行った(結果不良)あと、ホテルでもう一度睡眠。 そして再び阿里山駅へ。 ホテルを出たら何がくやしいって、晴れてきやがった(>_<) これから乗るのは沼平行きの檜木列車。 檜木列車は阿里山〜沼平と阿里山〜神木で運転されている。 客車3両の阿里山寄りにディーゼル機関車を連結。 この機関車は今朝の祝山線で使用されていた。 檜木車両は車内も木製。 阿里山駅から沼平駅までは7分ほど。 あっという間に着いてしまう。 沼平駅に到着。 降りた人は数人だけ。 平日の午前中はこんなものなのだろうか。 沼平駅の前には何も無く。 現在、沼平駅から延びる水山線を建設中(再建中?)。 完成すれば多少は賑う? 駅舎の反対側から檜木列車の全景を。 このまま折り返して阿里山駅に戻ってもおもしろくないし。 檜木列車は阿里山→沼平→阿里山→神木→阿里山の順番で運転している。 この辺りは遊歩道が巡らされているし、歩いて神木駅まで行ってみよう。 下の写真は途中にあった「三代木」。 三世代の台湾ヒノキが重なっているという。 第一代は樹齢1万年以上、第二代は3000年以上、第三代は90年だとか。 一番下は朽ちてしまっているように見えるけど。 先を急ごう。 小さなお宮の境内を通り抜け、 吊り橋の横を歩く。 階段を降りていくと、線路が見えてきた! ここが神木駅。 嘉義〜阿里山の列車はここでスイッチバックしていく。 線路の横に倒れている大きな木が神木。 樹齢3000年の台湾ヒノキで、阿里山森林鐵路を建設する時に発見された。 発見したのは日本人の小笠原富二郎技師。 立派なこの木に注連縄を張り、崇めたという。 日本の統治が終わった後も崇められ続けたが、落雷で一部が炭化。 いつ倒れるかわからず危険ということで1998年(平成10年)に切り倒された。 機関車に押される形で神木駅に檜木列車が到着。 静かな森に囲まれた駅に観光客が降りてきた。 記念撮影をしたり、神木を見てみたり。 最後尾になる客車の車内は雲や星の装飾が。 木製の落ち着いた車内なのに、これは似合わないな。 神木駅を発車。 再び阿里山駅に向かう。 デッキには立たせてくれないので車内から。 森の中をゴトンゴトンと走り抜けていく。 そしてやっぱり数分で阿里山駅に到着。 隣の線路にも檜木列車が停車中。 全部で8両が在籍しているそうだ。 駅前の広場で台湾原住民のツォウ族のみなさんが踊りを披露しいていた。 ツォウ族は約6500人がこの地域に住んでいる。 司会の人がいて、いろいろと説明をしていたけど言葉が・・・。 阿里山の旅はここまで。 このあとは路線バスで下山し、嘉義へ。 次は台鉄最古参の電車「英国婆」に乗ろう。 HOME 祝山線に戻る 英国婆に乗車 海外の鉄道 台湾 |
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