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タイのローカル線に乗ろう
■その3 マハーチャイ線に乗車 【タイ】
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他のタイ国鉄とはまったく接続していないマハーチャイ線とメークローン線。
バンコクの中心はチャオプラヤー川の東側になるけど、マハーチャイ線は西側のウォンウィエンヤイ駅から出ている。
さらにメークローン線はマハーチャイ線の終点から川を挟んだ対岸にある。
過去は私鉄だったために独立しているという両線に乗ってみよう!
今年の5月、バンコクの高架鉄道スカイトレインのシーロム線がチャオプラヤー川を越えてウォンウィエンヤイ駅まで延長開業した。
それまでバンコク都心からマハーチャイ線に乗るためには、時間の読めない路線バスやタクシーで始発駅に行くしかなかった。
マハーチャイ線の駅まで少し歩くけど、電車で行かれるのはありがたい。
スカイトレインの駅から歩いて15分、ここがマハーチャイ線ウォンウィエンヤイ駅。
ちょっと駅には見えないけど。
屋台の間を抜けていくと、駅の切符売場へ。
マハーチャイ駅まで片道10バーツ。
4両編成のディーゼルカーが到着。
多くの乗客が降りてきた。
バンコクの近郊列車として利用者が増えてきているそうだ。
本数はだいたい1時間に1本(日中は2時間開くときあり)。
マハーチャイ線はタイ国鉄の他の路線で3等車として走るディーゼルカーを使用。
エアコンは無く、座席はプラスチック製。
こんな車両だけど、なぜか全車2等車とされている。
さらに不思議なのは、乗車券に2等と書かれていても運賃の基準は3等。
そしてタイ国鉄の本線でエアコン付き2等車として走る車両が一部の列車に連結。
マハーチャイ線は全車2等車なので、ここではエアコン料金が別に必要だ。
エアコン料金は15バーツ(車内支払い)。
エアコン車には向きが固定されたリクライニングシートが並ぶ。
車内の真ん中に仕切り壁があり、その前後にはドアの方向に向いたシート。
少し汚れているけど、2.5倍支払うだけあって涼しくて快適。
(それでも日本円にして70円強)
約1時間で終点マハーチャイ駅に到着。
駅舎の前を除いてホームと線路を覆う屋根があり、その屋根は隣の市場へと続く。
ウォンウィエンヤイ寄りから撮影。
線路は2本あり、駅の右側は市場。
ホーム上にまで野菜が越境してしまっている。
駅舎の前だけこの通り屋根がこれだけ。
線路は駅の奥まで続き、そこは車庫。
マハーチャイの駅前はトゥクトゥクに占領され、ただでさえ狭いのがもっと手狭に。
駅前の道を右に進み、対岸のバーンレーム行きの船着場へ。
ここからは2つの航路があり、バーンレーム駅に行くのは左の青いビルの裏から。
駅に行く船はメークローン線に合わせてしか出ていないそうなので、本数が少ない。
今回はバーンレーム駅をゆっくり見たいので、駅と離れた所に行く船に乗る。
対岸の町に行く船は頻繁に出ている。
片道5バーツ。
自転車やバイクも乗船可。
マハーチャイから5分ほどでバーンレームに到着。
ここからバーンレーム駅まで歩いて10分。
次はローカル度大幅アップのメークローン線に乗車。
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