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竜飛岬に行こう
■その2 竜飛海底駅 【青森県】 |
1988年(昭和63年)3月13日に開通した、青森県と北海道を結ぶ青函トンネル。
その開通と同時に、青函トンネル内に開業したのが竜飛海底駅。
本来は列車火災などの時に非難経路として整備された場所だった。
そのために通常の乗降は行われず、見学だけの駅として存在している。
しかし、北海道新幹線の建設に伴って見学ができなくなるという。
見学できなくなる前に青森駅へ急げ!

八戸駅と函館駅を結ぶ特急「白鳥」号に乗車。

世界最長の青函トンネル(53.9km)に突入!
この前にいくつかのトンネルを抜けるけど、その入口は斜めにカットされたもの。
入口が垂直に立っているのは青函トンネルだけなので、よく見ていると区別がつく。

竜飛海底駅に到着。
そのホームは狭く、下車できるのは2号車からのみ。

連絡誘導路から列車を見る。
ちょうど列車のドアの位置に連絡誘導路があるので、乗降に支障はない。

連絡誘導路を通って作業抗へ。
前を歩くのは警備員さん。

ここが作業抗。
列車の待合所にもなっていて、ベンチと荷物置き場(右側の棚)がある。

「たっぴかいてい」の駅名標。
ホームにもあるらしいけど、確認できず。

案内係さんの誘導で作業抗を北海道側に進むと分岐点があった。
門が閉じられた真っ暗なトンネルは、本坑と平行に北海道までつながっている。
普段は保守用の自動車が通っているそうだ。
今回は左へ。

この通路は青函トンネル建設当時、地上から機材や作業員を入れるために使った。
床には使われなくなったトロッコのレールが残ったまま。

ここは避難所。
列車が青函トンネル内で火災を起こしたとき、竜飛海底駅で停車して乗客を降ろし、ここに一時避難するそうだ。
そのため竜飛海底駅にはスプリンクラーや排気装置が備わる。
この避難所にはトイレ・更衣室・公衆電話(携帯は圏外)があり、モニターで函館にある指令室が監視できるそうだ。

重い鉄の扉を2枚抜けて青函トンネル記念館の体験坑道へ。
地上にある記念館から地下にもぐって体験坑道までは見学できるけど、この鉄の扉の青函トンネル側は列車利用者だけが立ち入れる場所。
ちなみにこの2枚の鉄の扉の目的は、トンネルを走る列車からの風を遮断すること。

体験坑道には建設当時の作業機械が並ぶ。
右側の人形が持つ棒は、土壌の中にセメントミルクを注入するもの。
海底なので土壌が弱く、セメントで固めてから掘り進んだそうだ。

作業員を運んだトロッコもある。
排気ガスを出すわけにはいかないので、機関車の動力はバッテリー。
ここの機関車は紀州鉱山跡で見たものより大型。→旅行記

ここは荷物を積み替える場所で、天井にはクレーンがある。
右の急斜面を登っていく線路(斜坑)専用の車両で下ろした物を、隣の線路のトロッコに積み替えるのだ。

薄暗いトンネルをさらに奥へ。

斜坑とぶつかった場所にあるのは体験坑道駅。
ここから斜坑を走るケーブルカーで地上の青函トンネル記念館に行くのだ。
しかもこのケーブルカー、国からきちんと営業用の鉄道として認可を受けている。
路線名は青函トンネル竜飛斜坑線。

ケーブルカーの車内は定員40名。

「ピコーン、ピコーン」
チャイムを鳴らしながら地上へと登っていく。
総延長は約800m。

10分弱で地上の青函トンネル記念館駅へ。
ここでやっと車両の全景が撮影可能。

青函トンネル記念館駅に着いても、すぐに外に出ることはできない。
「風門」で線路を塞ぐのを待ってから。

風門が下りたのを確認してから出口の扉が開けられる。
長大なトンネルからくる列車風の風力は物凄く、風門を開けておくのは危険らしい。

帰りの列車の時間までしばらく見学タイム。
建物内にある半円の構造物は青函トンネルの実物大になるそうだ。
建設当時のビデオも非常におもしろかった。

この後は指定時間のケーブルカーでまた竜飛海底駅に戻る予定。
ただそれまで記念館の中にいても・・・。
実はこの見学コース、記念館の外に出てもいいのだ!
歩いて竜飛岬や階段国道に行くことも可能。
そのために一番見学時間が長いコースを選んだのだ。
竜飛岬への道順を案内係さんに聞き、竜飛岬を目指すぞ!
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